女優の森川葵が、フジテレビのドラマ『全っっっっっ然知らない街を歩いてみたものの Season2』(6日スタート、毎週日曜25:25~)で、20日放送の第3話にゲスト出演する。

  • 森川葵(左)とムロツヨシ=フジテレビ提供

昨年3月に続く第2弾となるこのドラマは、清野とおる氏原作の同名漫画を映像化。赤羽在住の漫画家セイノ(ムロツヨシ)は、ある日地図を見てハッとする…「自分の知らない街ばかりだ」と。知らない街にはどんな光景が広がり、どんな人がいて、どんな物語がそこにあるのか。それを知らないまま死んでしまうのは「なんか、嫌だー!」と、自分とは縁もゆかりもない土地へ足を運び始める。

森川が演じるのは、キッチンカーでサンドウィッチを売る飯田つかさ。第3話で堀切を訪れたセイノは、堀切菖蒲園駅前でサンドウィッチを売るつかさの笑顔にすっかり魅了されてしまう。その後も度々偶然の出会いをしたことから、セイノはつかさのことを、勝手に運命の人と感じてしまうのだが…。

他にも、第1話(6日/南行徳)ではシルビア・グラブ、伊藤修子、人気TikToker・純悪の阿部亮平、中村里帆、音楽系YouTuber・シイナナルミ&ゆでたまご安井の出演がゲスト出演。第2話(13日放送/代官山)ではジョナ・ゴールド(りんご娘)、トム・ブラウン、猪塚健太、斉木しげる。第3話では森川に加え、鈴木正幸、西尾まり、ムロツヨシと『muro式』で共演した西野凪沙&脚本を担当したヨーロッパ企画の永野宗典が登場する。

森川のコメントは、以下の通り。

――今回の出演のお話を聞いた時の感想

「ムロさんとはこれまで、しっかりとした共演がなかったので、クランクイン前からとても楽しみでした。実は、演出の落合監督とは昔何本か映画でご一緒したり、海外に遊びに行った時にも、たまたまお会いしたことがあったんです。でもそれからご一緒する機会がなかったので、この話をいただいた時は率直に“このお二人とお仕事がしたい”と思いました」

――今回の役どころについて

「“笑顔”です。つかさは、自分の夢のために頑張っていて、それをつらいと思ってやっているのではなく、まっすぐで前向きな女性という印象を抱きました。そういう風に皆さんにも伝わるように気をつけて演じました」

――実際演じてみての感想

「シーンの途中にセイノのモノローグが入るのですが、現場では何も入っていない状態での撮影になるので、そこを想像しながら演じるのが難しかったです」

――ムロツヨシさんとの共演の感想

「今年、別の現場でお会いして、“次はあの作品で会おうね”“会いましょう”というお話をして別れたので、親近感を感じて今回の現場に入ることができました。つかさは、セイノとのシーンももちろんあるのですが、どちらかと言うと、セイノの妄想の世界の中に引きずり込まれていることが多く、セイノの面白くて強い個性を感じました。ムロさんの話し方やセリフのテンポは独特で、この作品はセイノのキャラクターがすごく合っていると思いました」

――今回、堀切を訪れた感想

「この辺りは残念なことにあまりなじみがなくて、『3年B組金八先生』も土手のシーンの印象はあるのですが、世代が違うこともあってあまり見ていないんです。でも街ブラの番組は好きで、気楽に見られて、自分の生活の中に溶け込んでくるようで。そしてその街のいい情報も得られて。普段は散歩が好きなので、商店街行ったときとかにふらっといろいろな所に立ち寄ることもあります」

――視聴者へのメッセージ

「『3年B組金八先生』のパロディーも盛り込まれていて、知っている人にはグッとはまるシーンがすごくあるので、“ああ、これ、わかる!”とセイノと同じ気持ちになりながら、楽しめると思います。でも、つかさとセイノのシーンは、ちょっと甘酸っぱい気持ちになれるようなところも入っていて。街ブラだけどそこに青春もあるような、いろいろな角度で見ることができるドラマになっていると思うのでご覧いただければうれしいです」

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