お笑い芸人の陣内智則がMCを務め、カンテレ若手ディレクターのNo.1を決めるバラエティ特番『V-1グランプリ めざせ優勝特番!新世代No.1VTR決定戦』が、3月18日(25:25~予定 ※関西ローカル)に放送される。

陣内智則

この番組は、カンテレ入社8年目以下のディレクターが提出した企画書の中から、審査員が選んだ3つの企画をVTR化し、その面白さを競い合うというもの。優勝した企画は、後日特番として放送される。

審査員には、『水曜日のダウンタウン』など数々の番組に携わり、長きにわたってテレビ界をリードしてきた放送作家・高須光聖氏。『ゴッドタン』を手掛け、いまテレビ界にとどまらない活躍を見せている元・テレビ東京プロデューサーの佐久間宣行氏。そして、若い世代から厚い支持を得る『全力!脱力タイムズ』の制作総指揮、『千鳥のクセがスゴいネタGP』の総合演出を務めるディレクター・名城ラリータ氏が就任した。

選出された3つの企画は、以下の通り。

■『月を食べたい。』
「“月の石”を食べてみたい」という願望を抱いている入社1年目の石田ディレクターが、「そもそも月の石ってどこで手に入れる?」「食べても害はない?」「どうやって料理する?」と、さまざま問題をクリアしながら月を食べようとする姿を、オズワルド伊藤がカメラを持って追いかける、ドキュメントバラエティ。

■『残業分オゴらせて!』
夜、突然現れる居酒屋フードトラックは、店主である野性爆弾が、深夜まで働く人の悩みやグチを聞き、疲れた心を元気づけてくれる移動式居酒屋。仕事や家族のことなど、さまざまな悩みを抱えるお客さんに、野性爆弾が独特すぎるアドバイスを送る。

■『視聴率1%TV』
「広く視聴者の皆さまに楽しんでもらうこと」がテレビの存在意義。しかし、このVTRは「ある1人のためだけ」に作られている。「伝えられなかった感謝や謝罪の気持ちを伝えたい」「今まで内緒にしてきたけど、これを機会に正直に話したい」など、強い思いを持つ人が、テレビの前のたった1人に向けてメッセージを放つ。本気で伝えたい気持ちは、当事者でない人の心にも深く刺さるはず…!?

出演するオズワルドの伊藤俊介は「僕がカメラを回しているのでロケ中1秒も映っていないけれど楽しかった。こっちが映らない分『何かやらなきゃ』と思わずに、休みの日に石田ディレクターの予定に付き合っている感覚でストレスゼロでした。毎週やってもいいくらい楽しかった。こんなにディレクターと絆が深まるなんて。1年目だからか、やりたいことが明確で芯がぶれない。気を遣われた記憶もないし、こっちも楽。間近で石田Dが月を食べようと奮闘する姿を見たけれど、とてもまっすぐな目をして美しかったです。優勝あるのみですね」と自信のコメント。

野性爆弾のくっきー!は「ロケの記憶がないのよ。寒すぎて。熱かんが6秒で冷やになるほどで脳みそベタどまり」「優勝どうこうなんて番組の趣旨を知らずにただロケしてただけで、そんなつもりじゃなかったから、この企画の優勝は多分無理ちゃう?」、ロッシーは「こちらにも残業手当をいただきたいほどだけど、楽しいロケだった。みんなそれぞれの人生模様があって、悲しい話かと思って聞いていたら、結局は楽しいエピソードだったりして、ちょっと平和でホッとした」と話している。

  • オズワルド・伊藤俊介

  • 野性爆弾