サーキュレーションは2月21日、「独立後の働き方」に関する調査結果を発表した。同調査は2021年11月22日~24日、副業・フリーランス・起業で仕事を受けている20代から60代までの男女500名を対象に、インターネットで実施した。

  • 副業、起業、フリーランスで働くきっかけ

副業、起業、フリーランスで働くきっかけを尋ねたところ、最も多い回答は「自身の専門知識を、もっと多くの企業で活かしたいと思ったから」(32.2%)だった。2位には「もっと収入を増やしたいと思ったから」「自分の実力を試してみたいと思ったから」(各28.0%)が、同率で入っている。

副業、起業、フリーランスで働くきっかけを男女別で比較してみると、女性は「自分の実力を試してみたい」(41.3%)と、「もっと自由になる時間が欲しかった」(33.3%)が、男性よりも約10pt高かった。「他の仕事をしてみたい」「創りたいビジネスがあった」「家族と過ごす時間をもっと増やしたい」「家族の面倒をみるのに正社員でいるのは難しくなった」という回答も女性に多く、新たな仕事に挑戦したい気持ちと家族のケアとの両立を迫られ、独立を選ぶ姿が伺える。

  • 副業、起業、フリーランスで働くきっかけ(男女別)

副業、起業、フリーランスで働くにあたり、どのような点で不安を感じているか聞くと、「収入」および「案件の獲得」に対して約半数が「非常に不安」または「不安」と回答した。「どちらかというと不安」を加えると、およそ8割が不安を感じていることがわかった。一方、「出産・育児との両立」「介護との両立」といった項目への不安は低めだった。

  • フリーランス、起業家として働いていくにあたり、次にあげる項目についてどの程度不安に感じていますか