JR四国は、2代目となる「伊予灘ものがたり」新車両の報道公開に合わせ、アテンダントが着用する新たな制服をお披露目した。初代からのコンセプトである「レトロモダン」をベースに、2代目の新しさをデザインに表現したという。

  • 「伊予灘ものがたり」新車両とともに、アテンダントが着用する新たな制服もお披露目された

新たな制服は春夏用・秋冬用それぞれにジャケット着用の正装スタイル、エプロン着用の車内サービススタイルを用意。アテンダントらしいエレガントなスタイルの中にも親しみやすさ、雰囲気のやわらかさを表現し、「伊予灘ものがたり」の魅力をさらに引き立てるデザインとしている。

春夏用の正装スタイルは、さわやかさ・上品さを表現した色合いのジャケットと、ネイビー(紺色)のワンピースの組み合わせ。コーディネートのワンポイントとなる首もとのスカーフは、ブルー・ピンクの2色展開としている。春夏用の車内サービススタイルは、沿線に降り注ぐ太陽や柑橘をイメージさせる黄金色をベースに、明るい色合いの装いとした。着物のように胸もとが左右折り重なった「カシュクール風」と呼ばれるスタイルで、レトロモダンな印象を持たせている。

  • 春夏用(写真左)・秋冬用(同右)の正装スタイル。春夏用のスカーフはブルー・ピンクの2色展開

  • 「伊予灘ものがたり」新車両の公開に先立ち、計4種類の新たな制服がお披露目された

  • 春夏用の正装スタイルと車内サービススタイル

  • 秋冬用の正装スタイルと車内サービススタイル

秋冬用の正装スタイルは、えんじ色を全体のベースとすることで、シックで上品な印象に。丸みのある黄金色のボタン、ジャケットの丸襟をはじめ、スカートのプリーツ部分を明るい色合いのグラデーションとすることで、やわらかなイメージを表現した。秋冬用の車内サービススタイルは、穏やかなベージュをベースに、伊予灘の夕焼け空をイメージさせる茜色をウエストラインとクロスラインにアクセントとして配色し、上品で優しい印象に。春夏用の車内サービススタイルと同様、秋冬用もカシュクール風とし、レトロモダンな印象を持たせているとのこと。