モデルで女優の朝比奈彩が19日、YouTubeチャンネル『堤下食堂』に出演。動画「【居酒屋堤下】朝比奈彩さんご来店! 実は店長と朝比奈彩さんは…」内で、女優業を始めてから味わった挫折を明かした。
動画中盤、「(元々)モデルのお仕事から始めさせてもらったんですけど、ここ4〜5年では役者さんのお仕事がちょっと多くなってきたのかなと思います」と、最近の仕事内容を語った朝比奈。
それを聞いたインパルスの堤下敦から「『女優さんやりたい』って言ってなかった?」と確認されると、「そう、やりたいって言ってて……」とうなずきながら、「(役者を)やり始めて、すぐ挫折して。もうできないかもしれないって」と、女優業を始めた当時を振り返っていく。
最初に出演した連続ドラマは「なんとか終えた」ものの、その後に出演したドラマ『やれたかも委員会』(AbemaTV)で自身が演じた役柄のセリフ量の多さに苦戦。「動きとセリフがなかなか噛み合わなかった」「4〜5ページとか喋りながら、動きもやってってなると、頭が全然ついていかなくて。31テイクやったんですよ」と打ち明ける。
さらに「誰一人、(私が)悪い空気感を出さないんです」「『大丈夫だよ』『頑張ろうね』って言ってくれる雰囲気が逆に泣けるっていうか」と、周りから気をつかわれることもいたたまれなかったと言い、「もう(撮影を)終えてすぐに涙が止まらなくて」と悔しさをにじませた。
結果、その日の撮影は6時間以上長引いたそうで、「もちろん、ご迷惑をかけないようにと思って、セリフの練習もしてるけど、もっとやらなきゃいけないなっていうのは、そこで気づきましたね」と回顧。「4〜5年の最初の頃は挫折したりとか、色んな人に迷惑をかけたりってことはあったけど、なんとか今は色々やらせていただいてる」と、しみじみと話した。