歌手の長渕剛が、19日に放送されたフジテレビ系バラエティ特番『まつもtoなかい ~マッチングな夜~』(21:00~)に出演し、コンプライアンスへの考えを語った。

  • 長渕剛

トークの話題がコンプライアンスになると、「僕は関係ないね。ある程度行きますね」という長渕。ただ、「メジャーレコード(会社)にいるときはいろんなことはあるかもしれないね。表現は制約されていくから、日本からもう表現が全部なくなるんじゃないかっていう危機は感じるね」と語る。

続けて、「若いときって、力ある者に対して歯向かうのが当たり前なんだよな。正当な若者の暴走行為じゃない? そこに対して歌があると“冗談じゃない”って歌を書くのは当たり前。そこにメジャーレコード会社とくっつくと、結局タイアップ取りたいから『この詞を削除してくれ』って言われるわけ。そうすると若いミュージシャンたちは、本当はこういうことを歌いたいのに、黒を白と歌って表現しなきゃいけないみたいなことがあるから、メジャーレコード、クソだなと思うよ僕は。タコだな(笑)」と畳みかけた。

この番組は、松本人志と中居正広が“会わせてみたい2人のゲスト”をマッチングし、対談する様子を仲人として見守るもの。「長渕剛×大悟(千鳥)」のほか、「伊藤沙莉×伊藤俊介(オズワルド)」「布袋寅泰×新庄剛志」「山田孝之×菅田将暉」のマッチングでトークが繰り広げられた。

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