お笑い芸人のヒコロヒーが、17日に放送されたテレビ朝日系トークバラエティ番組『キョコロヒー』(毎週水曜24:15~※一部地域を除く)で、フジテレビ系ドラマ『ミステリと言う勿れ』(毎週月曜21:00~)出演について語った。

齊藤京子

ドラマの話題になると、齊藤京子は「私これ見てますよ!」と笑顔で報告。ヒコロヒーが第1話から第3話に出演した同ドラマだが、撮影されたのは2020年9月だったという。

ヒコロヒーは「『ゴッドタン』さんとか、『シンパイ賞』さんとか、たまに『有吉の壁』さんとかに出させて頂いてるくらいの時期」とブレイク前だった当時を振り返り、「月9なんて入ると思わないから『あの系統のドッキリか』」と、バラエティ番組でおなじみの“ドラマ出演決定ドッキリ”だと思い込んでしまったことを明かす。

その後、ヒコロヒーにドッキリを確信させる偶然が重なってしまう。監督とプロデューサーとの打ち合わせで「台本は読まれましたか?」と聞かれたが、まだその時点で台本をもらっていなかったヒコロヒーは「来た来た!」と自信満々で「勘弁してくださいよ! なんで台本ないんですか! おかしいでしょ!」と大騒ぎ。

続いての衣装合わせでは七分丈のトップスを用意され、袖の長さの違和感に「いや、おかしいでしょ! なんでこんなつんつるてんなんですか!」とオーバーリアクションでツッコむ。思わず齊藤は「えー! 嘘でしょ!」とその態度を心配するように驚きの声を上げた。

しかしその2日後に撮影現場へ行くと、主演の菅田将暉をはじめとした錚々たるキャストが顔を揃えており、そこで初めて「ヒコロヒーのドッキリにこんなにお金をかけるはずがない……」とドラマ出演が本当であったことに気付いたという。スタッフへ「本当にドッキリだと思っていたので、不遜な態度で申し訳ありませんでした」と平謝りしたヒコロヒーは、その後現場で面白いことが起きても何もツッコまず、ニコニコしながら過ごしたと話した。

さらに撮影現場では、ストーブの前に座っていると、右に菅田、左に永山瑛太が座り、ヒコロヒーを挟んで2人が芝居の話を始める場面も。ヒコロヒーは「本当に気さくでお優しい方々」と前置きしつつも、話を聞くことを申し訳なく思い、なるべく聞かないように身を縮め、その後は喫煙所で時間を潰すようにしていたと語った。