お笑いコンビ・とんねるずの石橋貴明が10日、自身のYouTubeチャンネル『貴ちゃんねるず』に出演。動画「今だから話せるとんねるずの真相が凄かった」内で、盟友と評されるディレクター・マッコイ斉藤氏を『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)の総合演出に抜擢した理由を明かした。

とんねるず・石橋貴明

同チャンネルでは今回、若手ディレクター・ダンカン氏による、石橋のインタビュー企画を実施。動画中盤、「『とんねるずのみなさんのおかげでした』(以下『みなさん』)の総合演出に、マッコイ斉藤氏を推薦した理由」に迫っていく。

当時、放送開始から時間が経ち、視聴率も下がっていた『みなさん』。プロデューサーの港浩一氏に呼び出され、「危ない」「このままだと終わってしまう」と告げられた石橋は「最後はマッコイに賭けてみよう」と考えたという。

そして、港氏から「貴明が言うなら」と許しを得て、それまではフジテレビの社員が務めてきた総合演出を、マッコイ氏が“外部の人間”として初めて担当することに。そこから数々のヒット企画が誕生し、番組はさらに10年続いたと告白した。

ここでダンカン氏が「決め手は何だったんですか?」と尋ねると、石橋は「やっぱり『振れる』ってことかな」と回答。「空振りを恐れずに打席に立ててる」「全部ヒットじゃないのよ。全部が当たるわけじゃないんだけど、バッターボックスで振れてる」と言い、「当たりゃ、とんでもない長打になる可能性を感じた」と当時の考えを振り返った。

マッコイ氏のホームランに賭けた石橋だったが、「当て始めたら、率も上がってきた」そうで、「よく言う田舎者パワーですよ」と表現。一方、ダンカン氏は、マッコイ氏が「フリーのディレクターは助っ人外国人だ。せせこましい野球をしても意味がないし、求められてない」と話していることを明かしていた。