俳優の塩野瑛久と女優の足立梨花が、4日に配信されたABEMAの恋愛バラエティ番組『私たち結婚しました 2』最終話1時間スペシャルに出演し、“疑似夫婦生活”を終えた。

  • 『私たち結婚しました 2』最終話より足立梨花(左)と塩野瑛久 (C)AbemaTV,Inc

同番組は、韓国で2008年から約9年間レギュラー放送された国民的大ヒット番組『私たち結婚しました』を日本版にリメイクしたABEMAオリジナル番組。番組MCを千鳥のノブと三浦翔平が務め、シーズン2では、塩野と足立ペア、俳優の浅香航大とモデルで女優のトリンドル玲奈ペアの疑似結婚生活に密着した。

“夫婦”生活最終日の朝、荷物をまとめていると2人でつくった夫婦茶碗が届き、思い出の茶碗で足立最後の手料理を味わうことに。納豆嫌いを結婚生活で克服した塩野のために、足立が考案した納豆入りのお好み焼きを振る舞う。足立は「そっかあ、もう作ることないのか」と寂しそうな表情を見せ、塩野も「寂しいね」とつぶやく。

食事を終えた2人は、最後のデートで横浜中華街に向かう。グルメや占いを楽しみベンチでくつろいでいると、足立から塩野にサプライズプレゼントが。「私はこの先温めてあげられないからさ、これであったまって」と指先が冷えやすい塩野のことを思って、手袋を渡す。塩野は嬉しそうな表情を見せて感謝を伝えると、「今日つけたいけど、これから先は(足立が塩野を)あっためられないから右手だけつけて、左手は繋いでおこう」といい、スタジオメンバーから「うわあ!」「塩野ぉ~」と声が上がった。

そして塩野も「俺もね、梨花を連れていきたいところがある、ついてきて」と言い、足立と手を繋いだまま自分のコートのポケットに入れて歩き出す。マンションに到着すると「ここからは目隠ししようかな」と足立の目を自分の手で隠し、部屋のなかに入るとそこには結婚生活中に塩野が撮影した足立の写真が展示されていた。さらに写真には一枚ずつタイトルがつけられており、2人は写真を見ながら今までの思い出を懐かしむ。最後には四角いフレームが用意されており、「最後に2人でここで写真を撮ります、これが最後」と塩野がバックハグする形で撮影。「ありがとう、夫婦になれてよかったよ」と塩野が語り掛けると、足立も「ありがとう、こちらこそ」と感謝を伝え合った。

別れの時間が近づくと、2人は観覧車を背景に抱きしめ合う。足立は「寂しくなっちゃう。だから別れって嫌なんだよね」とつぶやき、「ダメだ、あげられない顔」と塩野の腕のなかで涙を流す。塩野は足立の頭をなでながら「いい時間だったね」と伝え、足立が顔をあげたところでおでこをくっつけあい「ありがとう、またね」と言い、「せーのっ」の掛け声で2人は反対方向に歩き出す。途中振り返った足立は、塩野の背中を見ながら「絶対振り向かないんだよ」とぽつり。しかし足立とは違うタイミングで塩野も振り返っており、スタジオメンバーからは「振り向いてたんだよ」「足立ちゃん見てたんだよ」と思わず声が上がり、2人の別れ方を「脚本でも書けないんじゃないですか」「モキュメンタリーの“真髄”」「グッときた」と絶賛していた。