タレントの芳村真理が、5日に放送されるBS日テレのバラエティ番組『おぎやはぎの愛車遍歴 NO CAR, NO LIFE』(毎週土曜21:00~)に出演する。
番組出演者としては最年長の86歳という芳村。MCのおぎやはぎに「あなたたちが生まれた時には、私はすでに活躍してます」と笑わせる。戦時中は疎開で宮城県へ。訪ねて来た兄に振る舞った、ワイルドすぎる料理の逸話を打ち明け、一同を驚かせる。
20代で免許を取得すると、初めて買った愛車が登場。いすゞがイギリスのメーカーと技術協定を結んで販売された車で、ツートンカラーのボディーに、イラストのインジケーターにとおしゃれポイント満載。今やいすゞが展示品として大切に保管しているほどのレアカーに、小木博明は「博物館みたい」と興奮。芳村も「かっこいいでしょ?」と鼻高々だ。
都内有数の名門校・都立西高校に入学しながら、「いち早く社会に出たい」と、進学ではなく働く道を選んだ芳村。下着メーカーの売り子のアルバイトでは、今で言う“カリスマ店員”のような驚異の売り上げを記録したという。そんなある日、当時はまだ見慣れない「ファッションモデル」の文字に惹かれ、それがやがて芸能界の道へとつながっていく。60年以上に及ぶ芸能人生も赤裸々に語る。
テレビの女性司会者の草分け的存在でもある芳村。モデルや女優もこなしたが、最終的に司会業に軸足を置いた理由も明かす。代表的な番組である『夜のヒットスタジオ』だが、山口百恵さんや桜田淳子さん、森昌子さんらの高校生時代の裏話も披露。約20年の出演では、毎週のように華やかな衣装でも見る者を驚かせたが、ある時、フランスの伝説的デザイナー、ジバンシィが番組を見学に来たものの、用意された衣装をめぐるあるハプニングが発生。そんな中、ジバンシィがかけてくれた感動的な言葉に、おぎやはぎも思わずうなる。
前編では40代までの愛車遍歴を紹介。最後に登場した車を目の当たりにした矢作兼は「これを(芳村に)与えた旦那さんもイカれてる!」と口あんぐり。芳村も「すごい大きくない?」とあらためて驚いた。全長5486ミリという、芳村がかつて乗った超ロングなアメリカのモンスターカーとは…。