日本でもNetflixで配信され大きな人気を得た韓国ドラマ「梨泰院クラス」。主人公の「パク・セロイ」だけでなく、彼を取り巻くそのほかの登場人物も個性豊かなことが、人気を集めた理由の一つと言えるでしょう。

今回は、その中からセロイの店で働く仲間「グンス」を紹介します。グンスの役柄や「嫌い」と言われる理由、そのほかの登場人との関係性などについて解説するので、ぜひ最後までご覧ください。

※本記事はストーリーに関する内容が含まれます。ご注意ください※

  • 梨泰院クラスのグンスとは

    「梨泰院クラス」のグンスの役柄や、「嫌い」と言われる理由について紹介していきます

梨泰院クラスのグンスとは

グンスこと「チャン・グンス」は、主人公パク・セロイの店「タンバム」で働く人物です。

セロイと敵対する外食業界No.1企業「長家(チャンガ)グループ」の会長「チャン・デヒ」の次男ですが、愛人の子として生まれたため、家庭に居場所はありませんでした。

タンバムで働くようになると、セロイの誠実な人柄に惹かれ、彼を慕っていきます。

グンス役を演じているのは?

グンスを演じているのは、韓国の俳優「キム・ドンヒ」です。

デビュー作は2018年に作られたWebドラマ「A-TEEN」。梨泰院クラスとは大きく異なる学園ドラマであり、学生の頃に抱えたピュアな気持ちやコンプレックスなどを描いた作品です。

また、日本でも話題になった「SKYキャッスル〜上流階級の妻たち〜」にも出演した経歴を持ちます。

キム・ドンヒのインスタグラム

2022年2月時点でキム・ドンヒはインスタグラムをやっています。キム・ドンヒが気になった人は、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。

  • 梨泰院クラスのグンスとは

    主人公・セロイの敵対するチャン・デヒの次男ですが、セロイの店で働いているという役柄です

グンスのキャラクター

セロイと敵対するチャン・デヒの息子でありながらセロイの店で働くグンスは、物語のキーパーソンの1人です。

一体どのようなキャラクターなのか気になるという人も多いでしょう。

ここからは、グンスのキャラクターや作品における立ち位置などを、解説します。

イソに想いを寄せる

グンスは、愛人の子として生まれたため長家グループ内での居場所がなく、さらに兄である「チャン・グンウォン」に幼いころから暴力を受けて育ちます。

壮絶な幼少期を過ごしたことから内向的な性格になり、同じ高校に通う「チョ・イソ」を密かに想い続けるような少年でした。

セロイを慕っている

物語序盤、想いを寄せるイソがタンバムのマネージャーに就任すると、イソに恋をしているグンスも彼女を追うようにタンバムで働きはじめます。

次第にセロイの生き方に感銘を受け、彼に憧れを抱くように。タンバムでの仕事はしっかりとこなし、ほかの仲間たちとの絆も深めていきました。

思い切った行動に出ることに

イソを高校時代から想い続けるグンスでしたが、イソはセロイに恋をしており、なかなか振り向いてくれません。イソは自分に自信があり、歯に衣着せぬ発言をするタイプの女性。自分を好きなグンスに対して思わせぶりな発言をすることもあり、度々グンスを振り回します。

イソの言動に振り回されながらも、なかなか諦めきれないグンス。そして、イソの放った言葉によってグンスはあることを決意します。思い切った行動に出るのです。

  • グンスのキャラクター

    イソに想いを寄せ、そのイソの発言をきっかけにある行動に出ます

グンスが「嫌い」と言われるのはなぜ?

魅力的なキャラクターが多いタンバムのメンバーの中で、「嫌い」と言われることもあるグンス。ここまで紹介してきたグンスは、親の力に頼らず自立していて、セロイを慕って懸命に働きながらイソを一途に想い続ける、というむしろ好青年の印象ではないでしょうか。

それにもかかわらず、作品を視聴した人から「嫌い」と言われてしまうのは、どのような理由があるのでしょうか?

ネタバレになってしまうため詳しくは書けませんが、その理由は先述の「思い切った行動」にあります。イソを強く想うあまりとった行動ですが、そのことにショックを受け「嫌い」と感じる人もいたようです。

しかし、一方でグンスの行動を理解できると考える人も。これから梨泰院クラスを見る予定の人は、見終わった後に友達と「グンスに共感できるか・できないか」で話し合ってみると面白いかもしれません。

  • グンスが「嫌い」と言われるのはなぜ?

    グンスが嫌いと言われる理由となった行動とは、どのようなものなのでしょうか

梨泰院クラスのほかの登場人物

壮大なストーリーはもちろんのこと、個性豊かなキャラクターがていねいに描かれていることでも評価を集める梨泰院クラス。

ここからは梨泰院クラスのほかの登場人物を、グンスとの関係性に焦点を当てながら紹介していきます。

パク・セロイ

パク・セロイは梨泰院クラスの主人公で、正義感が強くまっすぐな性格をした人物です。

高校生の時に起きたあるできごとをきっかけに、チャン・デヒとチャン・グンウォンに強い憎しみを抱くことに。そして彼らに復讐することを目標に、居酒屋「タンバム」を立ち上げます。

セロイは、憎きチャン・デヒの息子と知りながらも、タンバムのメンバーとして真面目に働き自分を慕ってくれるグンスをとてもかわいがります。

チョ・イソ

チョ・イソはIQ162の頭脳を持つ天才で、インフルエンサーとしても人気を博している梨泰院クラスのヒロインの1人。セロイに惹かれ、彼の店であるタンバムのマネージャーとして働きはじめます。

グンスとは高校の同級生でよく行動をともにする仲でしたが、恋愛感情はなかったようです。自由奔放な言動でグンスを振り回し、時には思わせぶりな発言も。それが思わぬ事態につながります。

チャン・デヒ

外食業界No.1企業「長家グループ」の会長で、グンウォンとグンスという2人の息子を持つチャン・デヒ。

長家グループの利益や成長を何よりも重視しており、そのためなら手段を選ばない非情な人物です。

幼いグンスがグンウォンに暴力を受けていても気にかけることはなく、グンスに関心すらありませんでした。

チャン・グンウォン

チャン・グンウォンはチャン・デヒの長男で、どんな不祥事も父親の威光とカネで解決できると考えている非道な人物です。

愛人の子どもであるグンスを見下しており、小さいころから暴力を振るうなどひどい態度をとってきました。

グンスが自身と敵対するセロイのもとで働くようになったことも気に食わず、度々グンスを挑発します。

  • 梨泰院クラスのほかの登場人物

    ほかの登場人物との関係性についても理解しておくと、作品をより楽しめます

グンスがどうなるか気になる人は作品をチェック

グンスは主人公・セロイと敵対するチャン・デヒの次男ですが、愛人の子であるという理由で家に居場所がなく、つらい子ども時代を過ごしました。

イソとは高校の同級生で、そのころから想いを寄せています。イソを追ってタンバムで働き始めるようになってからは、セロイの正義感ある人柄に惹かれ彼を慕うように。

真面目な働きぶりでセロイからもかわいがられますが、イソを振り向かせたいがために、ある大胆な行動に出ます。このことが原因で、作品を見た人からは「グンスが嫌い」という声が上がることも少なくありません。

まだ見ていないという人は、グンスがどのような行動をとったのか確かめるためにも、ぜひ梨泰院クラスを視聴してみてはいかがでしょうか。