音楽プロデューサーのSKY-HIが1億円を出資して開催したボーイズグループ発掘オーディション番組『THE FIRST』のライブイベント『THE FIRST FINAL』が、1月29日・30日に神奈川・横浜のぴあアリーナMMで開催された。

  • 『THE FIRST FINAL』の様子

コロナ禍という状況を反映し、密を避けるためエリアごとに時間差での入場となったぴあアリーナMM。徐々に埋まっていく会場にはSKY-HIのライブ音源が流れ、ライブへの期待を高めていく。そして満員となった開場の客電が消えると、ステージ上の巨大モニターには「THE FIRST FINAL」という文字が浮かび上がり、続いてSKY-HIがオーディションの中で発してきた、プロジェクト立ち上げのきっかけや参加者やオーディションへの思い、そしてBMSGや音楽シーンへのメッセージ群がコラージュ的に映し出された。

映像が終わると、ステージにはSKY-HIが1人で登場。「Let's get started!(さあ、始めよう!)」という言葉に続いて3次審査の課題曲でもあった「Mr.Psycho」を披露した。この曲にはSHUNTOとSOTAが参加し、ラストではこの日に登場する15人の『THE FIRST』出身者たちも登場。フォーメーションを組んでのダンスを見せ、『THE FIRST』チームの結束力の高さを見せた。

「THE FIRST FINAL!こうやって集まって頂いて心からうれしく思います」というSKY-HIからの言葉に続いて、この日登場するメンバーがSKY-HIから紹介される。「“こんなイケてるチームなんざ他にない”ぜ!」という言葉から「Snatchaway」へ。edhiii boiが曲のリードを取り、SHUNSUKEもマイクを握る構成となり、SKY-HIと共にトリオで歌った。

SKY-HIがステージを降りると、ここからは『THE FIRST』の審査やチャレンジの一部をなぞる軸と、この日のオリジナルパフォーマンスが交互に披露される構成へ。まずは3次審査の課題曲となったDa-iCE「BACK TO BACK」をMANATO/SHUNSUKE/TAIKI/edhiii boiが披露。曲が終わると再びSKY-HIが登場し、JUNONと共に「ナナイロホリデー」をパフォーマンス。そして3次審査の課題曲だったw-inds.「Beautiful Now」をLEO/REIKO/JUNON/RAN/TENが歌い、続いては「F-3」をTEN/SOTA/SKY-HIが披露。3次審査曲のラストはSKY-HI「Sexual Healing」をRUI/SOTA/RYUHEI/RYOKI/SHOTA/SHUNTOに加えて、SKY-HIも参加してパフォーマンス。3次審査曲パートは、スクリーンに映し出されたオーディション時の映像も含めて、全体としてオーディション時から現在までの成長や、「“オーディション参加者”から“パフォーマー”への進化」を感じさせる構成となっていた。

そして、参加者を3チームに分け、同一のトラックに対して歌詞とメロディ、ダンスを参加者たちが作り出すというクリエイティブ審査が行われた合宿審査のパートへ移行。そのトップはチームC(SHUNTO/SHOTA/REIKO/RUI/TAIKI)の歌う「YOLO」から始まり、チームB(RYOKI/RYUHEI/JUNON/RAN/SHUNSUKE)「Good Days」、チームA(LEO/SOTA/MANATO/TEN/NAOKI)の「“A” Life」へと展開し、曲の終わりでは、新型コロナウイルス感染症の影響で残念ながら出演が叶わなかったNAOKIからのビデオコメントが流された。

そのままビートが流れる中、SKY-HIからこの日の登場メンバーに対してそれぞれにメッセージが伝えられ、「君たち本当に最高だよ。何回生まれ直しても君たちと出会いたい」という言葉が贈られた。そして「俺はもう行くから、みんなの歌を聴かせてください」という言葉でSKY-HIがステージを降りると、SKY-HIからのバトンを受け取った参加者全員で「Kick Start」が歌い上げられた。

ステージが暗転し、スクリーンに合宿審査「疑似プロ審査」のオープニング映像が流れ、RYOKI/RAN/SHUNTO/TEN/SHOTA/RYUHEIによる「Move On」、LEO/SOTA/MANATO/JUNON/REIKO/RUIによる「Be Free」が連続して披露された。

ステージはいよいよ最終審査の段階へ到達。RYUHEI/SHUNTOによる「96black」は「addictive Art」を披露。LEO/RYOKI/JUNONによる「Club JRL」は「Lonely Nigh」。RANとREIKOによる「RanRei」は「Just FUN’ky」を。そしてSOTA/MANATO/SHOTAの「Show Minor Servage」は「No Cap Navy」を披露した。

最終審査の映像が流れると、課題曲「Shining One」のイントロが流れ、Team Shining(SOTA/SHOTA/MANATO/JUNON/RYUHEI)が舞台左手に立ち1番を、Team One(RAN/SHUNTO/RAIKO/LEO/RYOKI)が舞台右手に立ち2番を歌い、サビで全員がステージ中央に集結すると、会場から大きな拍手が沸き起こった。曲が終わるとメンバーがそれぞれ握手や抱擁し、肩を組み、最後は円陣を組んで、彼らの運命を決したとも言っていい楽曲を歌い終え、ステージを後にした。

暗転したステージにピンスポットが灯り、ビートが流れると、RANが登場しコンテンポラリーなダンスをパフォーマンス。ステージにはBMSGの所属第一弾アーティストであるNovel Coreが登場し、「THANKS, ALL MY TEARS」を披露。そのままedhiii boiとSOTAを迎え入れ、全員が1月18日生まれということから企画されて作られた「118」を披露。曲が終わり、ステージを後にしようとするedhiii boiを、ステージに登場したRUIとTAIKIが「もっと遊ぼうぜ!」と呼び止め、SKY-HIと共に「14th Syndrome」のパフォーマンスに移行。SKY-HIは受容のメッセージをメロウに歌う「me time」をSHOTAと共に歌い上げ、曲終わりには「Aile The Shota」というアーティスト名の入ったBMSGパーカーをSHOTAに手渡した。続いてはREIKOを迎え「One More Day」を披露した。

再び舞台が暗転し、静まり返る会場。そして流れ出すビートに合わせて、舞台にはせり上がりからBE:FIRSTのメンバーがひとりずつ登場した。これまでのステージでのカジュアルなコーディネートから一転、メンバーそれぞれスタイルは違うが、黒を貴重としたセットアップに。全員が登場すると、BE:FIRSTは彼らのメジャー・デビューである「Gifted.」からライブをスタートさせ、1月31日から配信され、作詞をSKY-HIとNovel CoreNOVEL COREが、トラックをKMが制作したBE:FIRSTの新曲「Brave Generation」を披露した。ラストは「Shining One」を歌い上げ、この日のBE:FIRSTのステージは完結した。

この日のラストを飾る楽曲は「To The First」。SKY-HIの「あなたが目にした、これが『THE FIRST』でした。すべての出会いに、すべての才能に感謝してます」というの言葉に大きな拍手が起こり、メンバーも観客との別れを、そしてこのプロジェクトの完結を惜しむように会場に手を振っていた。

Huluストアでは、1月30日夜公演の模様を、5日19時から擬似生配信する。