JR東日本は、2022年3月12日のダイヤ改正で、上野駅発着となっている特急「ひたち」「ときわ」の一部列車を品川駅発着に変更するほか、利用状況に合わせた運転取りやめや運転区間の変更など実施すると発表した。土休日の「ひたち」「ときわ」はすべて品川駅発着で運転するとのこと。

  • 特急「ひたち」「ときわ」に使用されるE657系

ダイヤ改正後、朝の時間帯に運転される下り「ひたち3号」「ときわ55号」は現行の上野駅始発から品川駅始発に変更。「ときわ53号」は土休日の運転区間を変更し、後続の「ひたち5号」と同じく土休日のみ品川駅始発、平日に上野駅始発で運転する。

朝の上り「ときわ52号」は現行の上野行から品川行に変更。「ときわ54号」は現行の勝田駅5時39分発から同駅5時51分発に時刻を繰り下げ、土休日に品川行、平日に上野行として運転する。現行の「ときわ56号」(土休日運休)と「ときわ60号」、「ときわ66号」(土休日のみ運転)は運転取りやめに。ダイヤ改正後の「ひたち2号」「ときわ58号」は現行の時刻より繰上げとなる。

日中時間帯には、品川~高萩間で運転される下り「ときわ63号」、現行の上り「ときわ82号」の運転区間を短縮し、勝田~高萩間の運転を取りやめる。夕夜間には、上野駅を18~20時台の毎時15分に発車する下り「ときわ73・77・81号」が3本とも運転取りやめに。ダイヤ改正後の上野駅では、終日にわたり毎時0・30分に下り「ひたち」「ときわ」が発車する。深夜に運転される現行の下り「ときわ89号」(品川発勝田行)は運転区間を短縮し、品川発土浦行の「ときわ83号」として運転する。