テレビ朝日系ドラマ『鹿楓堂よついろ日和』(毎週土曜23:30~)は、和風喫茶「鹿楓堂」の店主でお茶担当のスイ(小瀧望/ジャニーズWEST)、料理担当・ときたか(葉山奨之)、スイーツ担当・椿(大西流星/なにわ男子)、珈琲担当・ぐれ(佐伯大地)ら4人のスペシャリストとお客さんたちの心温まる交流を描いた“癒やし系飯テロドラマ”。先日放送された2話のラストには、スイの双子の兄・八京(藤井流星/ジャニーズWEST)と関係がありそうな謎の男・角崎英介が登場し、話題を呼んでいる。
今回は角崎を演じる白洲迅に、現場の雰囲気や小瀧の座長ぶりなど今作に関することから、さまざまな作品に出演した2021年の振り返り、今年30歳を迎える心境など白洲自身についても話を聞いた。
――台本を読んだときの、今作の印象を教えてください。
僕はグルメドラマがすごく好きなのですが、今回はグルメものに癒やしの要素がプラスされた作品。登場人物たちが鹿楓堂で癒やされて心もお腹も満たされていく姿を見ていると、こんなカフェが実際にあったらいいなと感じます。同時に、原作マンガや台本を読んでいるだけで「めちゃくちゃお腹すくじゃん!」と思いました。
――“癒やし系飯テロドラマ”と銘打ってる通りですね(笑)。白洲さんはもともとグルメドラマがお好きなんですか。
食べることが何よりも好きなんです。
――ラーメン好きで有名な白洲さんですが、ラーメンに限らずですか?
限らずです!(笑)たとえば焼肉を予約しているときは、お店に行く前にグルメドラマの焼肉の回を見て「焼き肉食べたい欲」を高めるようにしています。
――すごいこだわりですね! ちなみに、最近食べて思い出に残っているお食事や美味しかったお料理はありますか。
おせちに入っていたカラスミです。日本酒と一緒にいただきました。本っ当に、幸せでしたね……。
――表情から美味しさが伝わってきます(笑)。そんな白洲さんが演じる角崎という役どころについて、演じていて難しいところ、楽しいところを教えてください。
物語をかき乱していく役で、難しさと楽しさが表裏一体です。テンションの高いキャラクターですが、ドラマでは原作以上の熱量の高さを求められていて、最初は「そこまでやるか」と戸惑いがありました。ボディタッチも多いし、突然声が大きくなったり、笑ったり。これまでいろいろと変わった役を演じてきましたが、今までやったことないような役どころです。
――2話の最後に満を持して登場するだけあって、最初からインパクトを求められそうですね。
毎回インパクトを残さないといけないシーンばかりなので、すごく疲れます(笑)。ですが、新しい自分を出せることや、演じていてテンションの上がる役なので大変な分楽しいです。
――現場はどんな雰囲気ですか。
鹿楓堂の4人だけじゃなく、スタッフさんも含めて仲が良すぎる現場です! 男子校みたいなノリでいつも盛り上がっています。フルーツのグミのような差し入れがあったときに、目隠しで食べて何味か当てるゲームを延々とやっていたり、ふざけあってじゃれあっているときに、助監督さんに「撮影するよ!」って怒られたり(笑)。