JR東日本水戸支社は、鉄道開業150年の特別企画として、常磐線・水戸線・水郡線沿線の鉄道に関連したスポットを巡るスタンプラリーなど実施すると発表した。鉄道博物館に向けた団体臨時列車の運行も予定している。

  • 常磐線経由の特急「ひたち」「ときわ」に使用されるE657系

スタンプラリーは「鉄分補給スタンプラリー」の名称で2月1日から3月31日まで開催。鉄道に関連したスポットを巡り、「SpotTour(スポットツアー)」アプリでデジタルスタンプを集めると、対象駅で記念の賞状がもらえる。

常磐線・水戸線・水郡線の鉄道写真が撮れるスポットを訪ねる「フォトトールAコース」、昔のデザインを再現した復刻スタンプを設置している駅を巡る「スタンパーBコース」、蒸気機関車が静態保存されている公園など鉄道の歴史にふれる場所を訪ねる「レキシールCコース」、歴史深い駅舎や有名建築家によるアートな駅舎など魅力あふれる駅舎を巡る「エキスキーDコース」の4コースを設定する。

3月19日には、勝田駅から大宮駅までの区間でE653系による団体臨時列車を運行。旅行商品「E653系(国鉄色)で行く鉄道博物館への旅」を発売する。定期列車では運行しないルートを走行するほか、鉄道博物館では国鉄車両への「ひたち」ヘッドマーク設置実演など、JR東日本社員によるさまざまなイベントを予定している。鉄道ジオラマでは、鉄道博物館展示解説員による常磐線解説プログラムを実施する。限定掛け紙付きの駅弁、常磐線にちなんだ限定の「鉄カード」、常磐線特急列車をモチーフにした乗車記念特製プレートのお土産が付く。

普通車指定席利用の場合、勝田駅・水戸駅発の旅行代金は大人1万6,000円・こども1万1,000円、土浦駅発の旅行代金は大人1万4,000円・こども1万円。2月1日14時から、びゅうトラベルサービス「日本の旅・鉄道の旅」サイトで販売する。