コレ、すぐに何かわかりましたか? そう、屋根の上から伸びてきた雪なんです! 雪ってこんなに粘って、巻いていくものなんですね。ちょっとアートのような美しい造形ですが、崩れ落ちてくるので、とても危険。でもちょっと触ってみたい気持ちも…。

かなり落ちないで頑張ってるな

  • (Twitter 八次郎@DOL_hachijiro より引用)

立派な雪庇(せっぴ)ができました。投稿者さんもツイ欄で分析しているように、短時間に降って押し固められた雪が、日中気温が上がったことで柔らかくなり丸まって、また夜になると氷点下になって固まったものと思われます。トコロテンのように丸まりながら伸びていった雪庇のように、フォロワーによる「いいね」の数もグングンと伸長していきました。

「落としたくて落としたくて我慢できない」「屋根の先っちょ辺りを竿で突っついてみたい」とウズウズしている人。「ところてんを思い出しました」「一瞬バームクーヘンに見えた」「ちょっと美味しそう…」とその形状から食欲を刺激される人。なかなか落ちない様子から「受験生に送ってあげたい」「受験生の味方だね」と試験前の若者たちに想いをはせる人。そして「危険!」「壁が心配」「あぶなーーーい」と雪のその後を心配する人たち。最終的にこの雪ロールはどうなったのかを含めて投稿者にお話を伺いました。

■投稿者さんに聞いてみた

……いつ、どこでこの雪庇を発見されましたか?

見つけたのは1月15日の20時頃です。場所は道東の十勝地方。住宅街を散歩中に近所の民家で見つけました。

……毎年こんな感じになるのでしょうか。それとも今年が特別なのでしょうか?

今回は大雪が降った後になったので、そこそこ降る場所ならこれに近いのは割と見られるのではないかと思います。ここまでキレイに丸くなるのは少し珍しいのかも知れません。

……落としたくてウズウズしませんか?

無闇に触ると落ちてきて怪我する危険性が有るので落としたくはなかったですね。本来ならこうなる前に落とすべきなのかも知れませんが、大雪の直後で家主の方も手が回らなかったのかもしれません。

……最終的にこの雪はどうなったのでしょうか?

この雪は次の日の夜には写真のように落ちてしまいました。受験生が願掛けしていたようなツイートが見られたので、あえて落ちた様子は載せませんでした。受験生の代わりに落ちてくれたのかもしれませんね。

  • (八次郎@DOL_hachijiro撮影)

▼かなり落ちないで頑張ってるな