関東で雪国出身者やその経験者を見分けるポイントがあります。それは雪が降った日に駐車場にとめられたクルマのワイパーを見ればわかります。ほら、見事に立たせているでしょ。

関東で雪国出身者あるいは経験者を見分けるところ。

  • (Twitter masanaga@tasklong より引用)

知っている人にとっては当たり前のことかもしれませんが、日本全国で言えば豪雪地帯は限られていることもあり、やはり多くの方にとって実用性の高い気づきがあったのだと思います。なんとmasanagaさんのこの投稿には、12万件以上の「いいね」が集まりました。書き込みも活発で、初めて知ったという方から、さらに詳しい雪への対処方法などの記述もありました。

「え! これ雪が積もって自然に少しずつ勃っちゃうのかと思ってました!」というまったく知らなかった方もいれば、「僕の地元じゃ常識です」「これやらないとワイパーが一時的に死ぬ」「雪が降る地域住まいのワイ、わかりすぎて感激」という雪国納得派の方も。投稿者に直接お話をお聞きしました。

■投稿者さんに聞いてみた

……ご自身は雪国出身者ですか。

出身は神奈川県ですが、一時期雪国の県に住んでいたことがあります。

……このクルマを発見したのは、いつ、どんな状況の時でしょうか。

クルマは夕方の帰宅時に発見したものですね。

……ワイパーを立てているクルマを発見して思ったことは?

雪国に住んでいた時のことを思い出しました。この写真のワイパーを立てている人は、朝、家を出る時にまだ雪が降っていなくても、今日は危ないなと考えたのでしょう。これはきっと雪国出身者・経験者だなと感じ取った次第です。

……実際のところワイパーを立てないとどうなっちゃうのでしょうか。

雪の重みで歪んだり凍結でゴムが劣化することがあるそうです。あとは除雪がしやすいことかでしょうか。ただ、ツイッターに付いたリプライなどを見てみると、豪雪地では逆に立てていた方が重みで折れると言う意見も見られました。雪国と言っても地域などで対策が違うようです。

2022年1月は北海道から東北、北陸、山陰にかけて大部分で雪となりました。そして、関東圏での積雪も。メリットもリスクもあるようですが、ぜひ、積雪対策の一つとして、ワイパー上げを覚えておきましょう。

▼関東で雪国出身者あるいは経験者を見分けるところ。