JR東日本は、2022年3月12日に実施するダイヤ改正で、高崎線経由の特急「スワローあかぎ」について、平日朝に一部列車の運転区間延長と運転時刻の変更、利用減少に伴う運転取りやめを行い、平日夕夜間も一部列車を臨時列車として運転すると発表した。

  • 高崎線経由で運転される特急「スワローあかぎ」

特急「スワローあかぎ」は現在、平日朝に上り4本(うち3本は上野行、1本は新宿行)、平日夕夜間に下り7本(すべて上野発)を運転している。3月に行われるダイヤ改正で、平日朝の上り「スワローあかぎ2号」は運転区間を延長。現行の熊谷駅6時6分発・上野駅7時5分着から本庄駅5時50分発・上野駅7時5分着に変更される。

現行の上り「スワローあかぎ4・6・8号」は高崎駅を7~8時台に発車しているが、ダイヤ改正で時刻を変更。高崎駅を5時52分に発車する「スワローあかぎ4号」が新設され、上野駅に7時37分に到着する。現行の「スワローあかぎ4号」は「スワローあかぎ6号」となり、運転時刻が約30分繰り上げられ、高崎駅7時40分発・新宿駅9時7分着で運転。現行の「スワローあかぎ6号」は「スワローあかぎ8号」となり、ダイヤ改正後もほぼ同時刻で運転される。現行の「スワローあかぎ8号」は利用減少にともない、運転を取りやめる。

平日夕夜間には、現行の下り7本のうち、上野駅を21時以降に発車する「スワローあかぎ11・13号」(ともに上野発高崎行)の2本を臨時列車化。多くの利用が見込まれる日に運転するとのこと。