空から舞い降りてくる白い雪。服の上に着地した雪をよく見ると、結晶の形がはっきりと見えて、とっても綺麗ですよね。
そんな「雪」のことを、昔の人々はなんと表現していたか、ご存知でしょうか? SOZOROさん(@SOZORO_)が「雪の異名」と題したこちらのイラストをご覧ください。
昔の人は、「雪」のことをこんな風に表現していたんですね。どれも日本語特有の凛とした響きがとっても素敵です。
この投稿に、「美しいなぁ」「雅〜」「綺麗な名ですね」「風情がある」「なんだか響きが綺麗」「先人たちの名付けセンスに敬意をはらいます」「日本人で良かった」といったコメントが多数寄せられていました。
また、いくつか見覚えのある表現はあるものの、それが「雪の異名」だったと知らなかった人も多く、「六花、って雪のことなんだ! 」「新潟に『瑞花』というあられ・おかき・おせんべいのお店が」「風花って雪のことだったんですね」という声も。人の名付けに用いられているケースもあるようで、「友達の名前あるー! 」「娘の名前はここからとってます! 雪の日に産まれたからね…」「自分の銀花はここからです」といったコメントも見られました。
ちなみに「風花」については、雪そのものというよりも、「晴れた日に雪が花びらのようにちらつく様子」などの現象を表した言葉のようです。これについては、「勉強不足で申し訳ないです……! 」とSOZOROさん。なぜ、このようなイラストを作成されたのか、そのきっかけについてなど、お話をうかがいました。
―― この雪の異名のイラストを作成しようと思われたきっかけを教えてください。
SOZOROさん:異名や別名を調べることが好きなのですが、すぐに忘れてしまうので覚えやすいようにイラストにしてまとめようと思ったのがきっかけです。
―― このイラストでこだわった部分はどのような点になりますか?
SOZOROさん:雪輪の文様を六角形に見えるようにレイアウトをしたり、なるべく雪に関連するモチーフや色を使って表現しています。
―― イラストや雑貨制作をされているとのことですが、普段の活動について教えてください。
SOZOROさん:普段は星や花などを主なモチーフとして、SNSで作品を発表したり雑貨店やイベントで販売したりしています。
―― 今回のツイートに大きな反響がありました。率直な感想を教えていただけますでしょうか。
SOZOROさん:こんなに反響があるとは思ってもいなかったのでびっくりしています。沢山の方にイラストを見て頂けて大変嬉しく思います…!
改めて日本語の良さを感じることができた今回の投稿。SOZOROさんの作品は、どれも、見ていて心が落ち着くものばかりです。販売もされていますので、興味のある方は、ぜひ、その世界観を覗いてみてくださいね。
雪の異名 pic.twitter.com/oAtsoqCaDb
— SOZORO (@SOZORO_) January 5, 2022