間もなく冬季オリンピック開幕。みなさんもスキーやスノーボード、ソリ滑りなど楽しんでいるでしょうか。

世界的にみても多くのスキー場を有する日本。山形県にある「山形蔵王スキー場」は、その異様な姿から"スノーモンスター"とも呼ばれる「樹氷」を見ることができる希少なスキー場なのですが……、山形市に住む久良木夏海さん(@kuraki_natsumi)の自宅では、こんな"スノーモンスター"が出現し、Twitterで話題となっています。

自転車が凄いことになっていた、、、
新年のはじまり。
(@kuraki_natsumiより引用)

山形では自転車がこんなことになっちゃうんですね。自転車の氷漬けなんて、初めて見ました。

この投稿を見た人からは、「なんじゃこれ〜」「氷でコーティングされとるがなw」「こんなの見たことない」「こりゃ すごいわ」「えーーーー!!! こんなことになるんや!」「雪国怖え」「思わず3度見しました」と驚きの声が続々と。

その見事な凍りっぷりに、「まさに飴細工ですよねー」「これ漕いでたらカッケーよ」「すごい芸術作品ですね笑」「冬しか見られない見事なアート作品」といったコメントも寄せられていました。

さて、この信じられない状況に、「どうしたらそうなるんですか?」「滝の下にでも置いといたんすか?」「どうやったらこんな事に??」など、疑問の声も多くあがっていました。「エイリアンに襲われたかと」「青雉が使った後かな」「エルサが歌いながら乗って来たチャリンコ?」とツッコむ人も見られましたが……、果たして、その真相とは。

投稿者の久良木さんにお話を伺いました。

―― どのような状況下で、自転車はこの姿になってしまったのでしょうか? 現在、自転車は元通りになりましたか?

久良木さん:屋根はあるのですが隙間からわずかに水滴が垂れてくる場所で、雪の時期は自転車に乗らないこともあり1週間程気づかずにいたら、このような状態になっていました。

氷を解かして自転車を動かそうと試みましたがびくともせず、どっちにしろ今は雪が多くて自転車に乗れないので暖かくなるのを待ちたいと思います。

―― 自転車を見た時の気持ちを教えてください。

久良木さん:最初に見た時はなにが起こったか理解できず、ぼう然としました。9年ほど山形に住んでいて大雪はたくさん見てきましたが、これは初めてのことでした。

―― 大きな反響がございますが、率直な感想をお聞かせください。

久良木さん:現実的には自転車に乗れないと困るなぁとへこんでいたのですが、「"エルサ"が通った?」とかネタにしてもらえて、笑い話になり気分が楽になりました。


実は、今年創立50周年を迎えるというプロオーケストラ・山形交響楽団でチェリストをされているという久良木さん。この凍てつく寒さにも負けず、すてきな音を奏でているそうです。興味のある方は、ぜひコンサートに足を運んでみてくださいね。