中京テレビ・日本テレビ系バラエティ番組『ヒューマングルメンタリー オモウマい店』(毎週火曜19:00~)が、きょう11日に放送。ゲストに、檀れい、速水もこみち、オダウエダが出演する。

  • 店先に安い自販機がある店のチキンカレー=中京テレビ提供

過去に放送した、千葉県印西市にある定食屋さん「とん吉」では、20個もの揚げ物が舟盛りで提供される「ミックスフライ定食」が800円とお得で、白米・チャーハンのおかわりまで自由。この店先には、ドリンクを通常より安く販売する自販機が設置されていた。そこで番組では“店先に安い自販機があるとオモウマい店ではないか?”という仮説を立て、徹底調査を進める。

今回も、タクシーで全国各地の街をくまなくめぐるローラー作戦を決行。しかし、自動販売機が設置されている店は時折発見するも、定価のものばかり。

そんな中、ついに栃木県で1本30円から買えるという激安自動販売機が置かれたお店を発見。早速店に入り、一番人気のメニューだというチキンカレーを注文すると、その値段は驚きの100円。さらに、野菜や鶏肉はしっかり入った焼きそばやちらし寿司、からあげもモツ煮も100円。実はこのサービス土日限定で、客に楽しんでもらいたいとイベントを開催している。常連客は「驚異的に楽しいお店」「(この店とは)運命的な出会い」とゾッコンだ。

店主いわく、1,000円の商品を10人に食べてもらうより、100円の商品を100人に食べてもらうほうが価値があるのだという。しかし、なぜそんな値段でお店が経営できるのか。定休日に店主を訪ねると、驚きの光景が…。

さらに取材の終わり、店主が「佐野ラーメンを食べさせたい」とスタッフを連れて行った店で、新たな自販機を発見してしまう。

兵庫県加古川市からは、客が途切れずテーブルの片づけが追い付かないほど人気の中華料理店が登場。人気メニュー「ちゃんぽん」は、1人分にキャベツを4分の3玉分も使うなど、レギュラーサイズにもかかわらず1.8キロ、3人前相当の大ボリュームだ。野菜が丼の高さの倍まで盛られ、入りきらないスープがお盆にあふれてしまうほど。それにもかかわらず、値段は935円と破格の安さ。一番小さい「ちゃんぽん(小)」でさえ、1.2キロとボリューム満点。味も絶品で、ちゃんぽんの本場、長崎県出身の客が「向こう(長崎県)を追い越したかも」というほど。ほとんどの客がみなスープまで飲み干し、完食して帰る。

「野菜不足の人が多いから」とたっぷり野菜を貫く店主いわく、ちゃんぽんは“ホットサラダ”なのだといい、寝る間を惜しんで、ひたすら大量の野菜を切り続ける。さらにこの店では、対応できる器がないということから“大盛り”はなく、代わりにあるのは“スペシャル”。その姿に番組スタッフは度肝を抜かれることになる。