2012年の「第13回全日本国民的美少女コンテスト」で審査員特別賞を受賞し、2013年公開の映画『おしん』で女優デビューを飾った井頭愛海。

2021年は、初主演映画『鬼ガール!!』で「おおさかシネマフェスティバル2021」新人女優賞を受賞したほか、『ガールガンレディ』(MBS)、『結婚できないにはワケがある。』(ABCテレビ)、『サムライカアサン』(日本テレビ系)など連続ドラマに立て続けに出演。女優としてのキャリアを着実に積み重ねている。

昨年12月9日に東京・明治記念館で行われた、オスカープロモーション所属のタレントが集う毎年恒例マスコミ向けイベント「晴れ着撮影会」終了後、その井頭にインタビュー。2021年を振り返ってもらうとともに、2022年の抱負を聞いた。

  • 「晴れ着撮影会」に出席した井頭愛海 撮影:宮川朋久

――恒例の晴れ着撮影会の日を迎えました。

今年も参加できて嬉しいです。ずっと着てみたいと思っていた白色の晴れ着を着ることもできました。

――2021年は連続ドラマへの出演が続く年になりましたね。

意地悪な役や人形が大好きな役、すごくピュアな女の子役だったり、色々な幅のある役を演じさせていただけて、本当に楽しく1年を過ごせました。

――『ガールガンレディ』では、同世代の女優さんたちとの共演となりました。刺激になったのではないでしょうか?

そうですね。勢いというか、お芝居で真正面からぶつかってきてくださる方が多いので、演技はもちろん、気持ち的にも負けていられないなと。毎回役と真剣に向き合って、頑張るぞという気持ちが倍増したように思います。

――『サムライカアサン』では、TOKIOの城島茂さんとも共演されました。現場での城島さんの印象は?

城島さんは、役に入り込んでいるタイプの役者さん。現場でも“よい子”のままいてくださったので、すごく安心感がありました。

――ドラマは、城島さん、Lil かんさい・大西風雅さんをはじめ、出演者の皆さんが関西出身。作中でも関西弁が飛び交っていますが、撮影以外でも皆さん関西弁でお話しされていたんですか?

スタッフさんにも関西出身の方がいらっしゃって、撮影の間も関西弁で喋っていました。すごくリラックスして撮影に挑めましたね。

――関西と言えば、井頭さんにとって地元・大阪での撮影となった『鬼ガール!!』で、「おおさかシネマフェスティバル2021」新人女優賞を受賞。他の受賞者の皆さんも実力派の錚々たる面々です。

まさか賞をいただけるとは思っていなかったので、すごく驚きましたが、一生懸命取り組んだものがこうして賞として評価されることは糧になりますし、嬉しかったです。最初の賞を地元の大阪で頂けたことも嬉しかったですね。

――より特別な賞になったんですね。では最後に2022年の抱負を教えていただけますか?

2022年はまだ発表されていない作品だったり、挑戦しがいのある役を頂けたお仕事もありますので、その役を通して、また一回りも二回りも成長した姿を皆さんにお見せできるように頑張りたいと思います。

■プロフィール
井頭愛海(いがしら・まなみ)
2001年3月15日生まれ。大阪府出身。2012年の「第13回全日本国民的美少女コンテスト」で審査員特別賞を受賞し、芸能界入り。2013年公開の映画『おしん』で女優デビューを飾った。2020年には『鬼ガール!!』で映画初主演。同作で「おおさかシネマフェスティバル2021」新人女優賞を受賞した。2021年は『ガールガンレディ』(MBS)、『結婚できないにはワケがある。』(ABCテレビ)、『サムライカアサン』(日本テレビ系)などに出演。