JR東海は、2022年3月12日に実施するダイヤ改正で、車いすスペースを6席設置したN700Sを定期列車18本に充当すると発表した。下りは「のぞみ」5本・「ひかり」1本・「こだま」3本、上りは「のぞみ4本」・「ひかり」2本・「こだま」3本に充当する。

  • 東海道新幹線「のぞみ」などで活躍するN700S

東海道新幹線では、2021年4月から車いすスペースを6席設置したN700Sを順次投入しており、この車両を使用する列車に関して、運転の計画が決定する当日朝にJR東海のサイト等で公表していた。ダイヤ改正後は指定した列車へ充当することにより、「当該車両で運転する列車を事前にご予約いただけるようになります」とのこと。具体的な予約方法はJR東海のサイト等で別途案内する。

車いすスペースを6席設置したN700Sで運転する定期列車は上下各9本。下りは朝の「こだま703号」(東京駅6時57分発・新大阪駅10時51分着)・「ひかり633号」(東京駅7時33分発・新大阪駅10時27分着)・「のぞみ207号」(東京駅8時0分発・新大阪駅10時30分着)・「のぞみ213号」(東京駅9時0分発・新大阪駅11時30分着)、日中時間帯の「こだま727号」(東京駅12時57分発・新大阪駅16時51分着)・「こだま733号」(東京駅14時27分発・名古屋駅17時6分着)、夕夜間の「のぞみ247号」(東京駅17時39分発・新大阪駅20時6分着)・「のぞみ255号」(東京駅19時0分発・新大阪駅21時30分着)・「のぞみ261号」(東京駅21時3分発・新大阪駅23時27分着)に充当する。

上りは朝の「のぞみ204号」(新大阪駅6時15分発・東京駅8時39分着)・「のぞみ210号」(新大阪駅7時39分発・東京駅10時6分着)、日中時間帯の「ひかり648号」(新大阪駅11時18分発・東京駅14時12分着)・「こだま724号」(新大阪駅11時54分発・東京駅15時48分着)、夕夜間の「のぞみ236号」(新大阪駅16時15分発・東京駅18時45分着)・「こだま748号」(新大阪駅17時54分発・東京駅21時48分着)・「のぞみ246号」(新大阪駅18時15分発・東京駅20時45分着)・「ひかり668号」(新大阪駅20時45分発・東京駅23時29分着)・「こだま754号」(名古屋駅20時38分発・東京駅23時24分着)に充当する。ただし、急遽、他の車両で運転する場合があるとのこと。

その他の列車についても、車いすスペースを6席設置したN700Sで運転する日がある。全列車に設定している車いすスペースについては、これまで通り事前に予約できる。