YouTubeやニコニコ生放送で24時間365日、最新の気象情報、防災情報を生放送している気象情報番組『ウェザーニュースLiVE』。視聴者からの写真付きリポートやチャットコメントを紹介しながら、全国の気象情報を配信している。また、最近では声優の花江夏樹がナレーションを務めるCMを目にした人も多いのではないだろうか。

11月26日に発売されたカレンダー『ウェザーニュースキャスターカレンダー2022』には、同番組に出演しているキャスターが登場する。今回はその中から、“ななな”の愛称で視聴者から親しまれている高山奈々キャスターにインタビュー。撮影でも常に笑顔を絶やさない彼女の原動力とは。

  • ウェザーニュースキャスター・高山奈々 撮影:田畑竜三郎 ヘアメイク:高部友見

■今年のカレンダーは「芸能人のカレンダーみたい」

――毎年、視聴者が楽しみにしているカレンダーが今年も発売されました。

ありがたいことに今年は自社制作ではなく、ワニブックスさんから出させていただきました。ワニブックスさんから出版されているカレンダーや写真集はテレビで活躍されている芸能人の方々ばかりなので、そこに並んで発売させてもらえるなんて、驚きでした。

――自社制作と違いはありましたか?

いろいろ違います! まず基本的にいつもはロケにいかず、会社の中でスタッフさんが撮影してくださることがほとんど。ビルの中で良さそうなところをロケっぽく撮影したりしてました(笑)。今回は撮影スタジオで、しかもプロのカメラマンさんに撮っていただいたのも大きな違いですね! あとは完成品を手にしたときに紙の厚みに驚きましたね。すごくしっかりとしていて、“芸能人のカレンダーみたい!”って思いました(笑)。

――確かに。いわゆるタレントカレンダーと同じ仕様ですね。

しかもサイズが大きくて、写真もたくさん入っているので、より感じました。これまでのカレンダーだと上に写真があって、下は全部日付とかだったんですけど、今回は見開き全面に写真がドーンとあって、さらに一人3カットくらい使っていただいていて。こんなに大きく自分の写真を使ってもらうことはなかなかないので嬉しかったです(笑)。

■撮影現場ではモノボケ大会が開催

――撮影はいかがでしたか?

すごく印象的だったのが、カメラマンさんが撮影をスタートするときに「オッケー! ベイビー!」って言ったんですよ(笑)。そこで笑っちゃってテンションが上がって、一気に緊張が解けて和みました(笑)。

あとはみんなと会話をしながら、撮影したのでかなり素の自然な表情で撮って頂けたと思います。それもあってか、撮影もすごくスムーズに進んで、もともとのスケジュールよりもかなり早く終わっちゃったんですよ。自社でやっていたときはすっごい時間かかってやっていたので、びっくりしましたね。さすがプロのスタッフさんたち! って感じました。

―― 今回、同期の白井ゆかりキャスター、駒木結衣キャスター、武藤彩芽キャスター、内田侑希キャスターと比較的年齢が近いメンバーでの撮影でした。

そもそも普段の番組制作上、5人も一気に集まることがほとんどないので、もう集まるだけで楽しいですね(笑)。カレンダーには使用されていないんですが、外にテーブルを出して5人で撮影したシーンがあるんですけど、そこではみんな結構ふざけていて。置いてある小道具を使って、モノボケをしたりしていました。

――楽しそうな雰囲気が伝わってきます。そういうときにいちばん率先してボケるのは誰ですか?

オフショットを見返して、いちばんモノボケに走っていたのは、あーちゃん(武藤彩芽)。あんなに美人さんなのに、結構チャレンジャーでふざけている写真たくさんありました。多分、みんな笑いすぎてそこのシーンは使われなかったんだと思います(笑)。

■自身の担当ページでは、笑顔のバリエーションを披露

――もしかしたら、今後オフショットで公開されるかもしれませんね。掲載カットでお気に入りはありますか?

いや~悩みますね……。ゆかりん(白井)と、ゆいちゃん(駒木)の3人で重なっているカットは好きですね。誰が下になるかって話になったんですけど、ゆいちゃんが率先して“私いきますよ~!” って言ってくれたんですけど、先輩2人に気を遣ってくれて申し訳なくて……。別に圧をかけたわけないですよ!

  • 写真左:『ウェザーニュースキャスターカレンダー2022』(ワニブックス)より

――ご自身の担当された月のページはいかがですか?

私ですか⁉ いろんな笑顔がありますね……。お澄まし笑顔から、全力笑顔、そして中間の50%笑顔(笑)。普段一人でこんなにしっかり撮影していただくことはないので、緊張していたんですけど、やっぱりカメラマンさんのおかげで、すぐ普段通りに。