俳優の吉沢亮が26日、「大河ドラマ『青天を衝け』クロージングイベント in 東京商工会議所」に出席。きょう最終回を迎えた大河ドラマ『青天を衝け』(NHK総合 毎週日曜20:00～ほか)での“別れベスト1”を明かした。

  • 吉沢亮

イベントでは、来場者に事前に行ったアンケートによる「出会いと別れ ベスト3」を発表。別れのシーンについては、1位 千代、2位 平岡円四郎、3位 市郎右衛門となった。

吉沢は「僕の中では、別れのベスト1は市郎右衛門さん」と言い、「小林薫さんのお芝居がすごすぎて、お芝居していて初めて無意識に涙が出てきたシーンで、お父さんの偉大さと愛情にやられちゃって。別れのシーンなので悲しさはあるんですけど、ものすごくポジティブな空気が流れている別れで、全部素晴らしいけど、一番と言われると市郎右衛門との別れです」と語った。

小林はVTRメッセージを寄せ、「吉沢くん、1年以上にもわたる撮影、本当にお疲れ様でした。吉沢くんにとって栄一を演じたことは、これからの俳優人生を考える上でも大変貴重な体験であっただろうと想像します。僕にとっても吉沢くんとの共演、栄一の父・市郎右衛門を演じられたことは貴重で幸せな時間であったと思っています」と共演を回顧。「またどこかで違った作品でご一緒できたらいいなと思っています」と再会を願った。

吉沢は「うれしいです」と喜び、「本当に市郎右衛門さんあっての栄一だったなと思わせていただける共演で、心の底からそう思える瞬間がたくさんあったし、同じ役者として、ものすごく勉強させていただいたので、また別の作品でもご一緒できたらうれしいなと思います」と語った。