JR東日本新潟支社は、ダイヤ改正を2022年3月12日に実施し、在来線において特急「いなほ」の運転区間・編成両数を見直すほか、特急「しらゆき」の一部列車を運転取りやめ、快速「信越」を運転取りやめとすることを発表した。

  • 特急「いなほ」は一部列車で運転区間・編成両数が変更に

特急「いなほ」は7両編成のE653系を使用し、新潟～秋田間で上下各3本、新潟～酒田間で上下各4本を運転している。ダイヤ改正後、「いなほ5・10号」の運転区間を短縮し、現行の新潟～秋田間から新潟～酒田間に変更。運転取りやめとなる酒田～秋田間に関して、利用が多く見込まれる場合に臨時列車として延長運転を行うとのこと。「いなほ3・10号」は利用状況に合わせて編成両数を見直し、現行の7両編成(グリーン車あり)から4両編成(グリーン車なし)に変更。利用が多く見込まれる場合に7両編成で運転する。

特急「しらゆき」は4両編成のE653系を使用し、新潟駅から上越妙高駅・新井駅まで上下各5本を運転している。ダイヤ改正後、現行の「しらゆき8・9号」が運転取りやめとなり、上下各4本の運転に。減便にともない、現行の「しらゆき10号」は「しらゆき8号」となるが、時刻はほぼ現行通り(新潟駅20時2分発・新井駅22時8分着)となる。

  • 特急「しらゆき」は上下各1本を運転取りやめとする

快速「信越」は4両編成のE653系を使用し、全車指定席で運転。信越本線直江津～新潟間にて、下りは朝、上りは夜間に運転されたが、ダイヤ改正をもって運転を取りやめることとなった。直江津～長岡間では、快速「信越」に代わる列車としてE129系を使用する快速が設定され、下りは直江津駅6時13分発・長岡駅7時14分着、上りは長岡駅21時41分発・直江津駅22時43分着で運転。直江津～長岡間の途中停車駅は犀潟駅、柿崎駅、柏崎駅、来迎寺駅、宮内駅となっている。