JR九州は、鹿児島本線・福北ゆたか線(筑豊本線)折尾駅の高架化工事が2022年3月12日に完成予定と発表した。これにともない鷹見口が廃止となり、高架ホームの新1・2番のりばを使用開始。鹿児島本線と福北ゆたか線の乗換えが便利になる。

  • 折尾駅鷹見口付近を走る福北ゆたか線の列車

折尾駅は鹿児島本線と筑豊本線が立体交差する駅として知られたが、現在は高架化工事が進み、鹿児島本線と若松線(筑豊本線)のホームが高架化され、今年1月から新駅舎も使用開始されている。福北ゆたか線が現在使用する鷹見口のホーム(A・Bのりば)は新駅舎から約200m離れており、改札口を出て徒歩で乗り換える必要がある。

高架化工事の完成により、折尾駅周辺の福北ゆたか線は鹿児島本線と並行する新ルートとなり、高架ホーム上に設置された新1・2番のりばを使用開始する予定。鹿児島本線と福北ゆたか線の乗換えが便利になり、福北ゆたか線の新2番のりばから鹿児島本線の3番のりば(博多方面)へ同一ホーム乗換えも可能となる。一方、福北ゆたか線の現ルートと鷹見口は廃止される。

  • 高架化工事の完成に合わせ、鷹見口は廃止に

なお、JR九州の発表によれば、「鹿児島本線(水巻方面)と福北ゆたか線(東水巻方面)を相互に乗り継ぐために、黒崎駅までご利用になった場合でも折尾駅~黒崎駅の往復運賃はいただかずにご乗車できることとしておりましたが、2022年3月12日(土)以降、この取扱いは終了いたします。鹿児島本線と福北ゆたか線を乗り継ぐ際は、折尾駅でお乗り換えください」とのこと。