JR東日本大宮支社は17日、ダイヤ改正を2022年3月12日に実施すると発表した。宇都宮線宇都宮~黒磯間と日光線宇都宮~日光間は全列車を新型車両E131系による運転とし、現行の205系(「いろは」車両を含む)は定期列車としての運転を終了する。
新型車両E131系を投入する区間は宇都宮線宇都宮~黒磯間(一部列車は小山~宇都宮間)と日光線宇都宮~日光間。宇都宮線は3両編成または6両編成、日光線は3両編成で運転され、E131系によるワンマン運転も開始する。これにともない、宇都宮線宇都宮~黒磯間と日光線宇都宮~日光間で現在使用される205系は「いろは」車両も含め、定期列車としての運転を終了。宇都宮~黒磯間は一部の下り列車を除いて宇都宮駅発着となり、同区間の普通列車グリーン車の営業も終了する。
宇都宮線では、平日朝の時間帯における混雑平準化と利便性向上を目的に、氏家駅7時35分発・宇都宮駅7時53分着の上り普通列車(E131系3両編成)を増発する。日光線では、日光方面の行楽等で多くの利用が見込まれる日に臨時快速列車を設定。下りは宇都宮駅9時53分発・日光駅10時32分着、上りは日光駅16時6分発・宇都宮駅16時44分着で運転され、宇都宮~日光間の途中停車駅は鹿沼駅と今市駅。E131系3両編成で運転される。