『クレヨンしんちゃん』の映画ランキング! お勧めしたい感動の名作がズラリ

1992年にテレビ放送が開始されたアニメ『クレヨンしんちゃん』。1993年からは映画化もされ、例年4月に劇場公開されています。大人も笑って感動でき、子どもと一緒に楽しめると評判のこのシリーズ。特に2000年代以降の作品は、大人が泣けるアニメとしても評価が高く、公開時の劇場には多くの大人が足を運んでいます。

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今回は、四半世紀を超える歴史を持つシリーズ作品の中から、マイナビニュース会員の男女519名に聞いた映画『クレヨンしんちゃん』シリーズのおすすめ作品をご紹介。さらに、その作品を選んだ理由もコメントでご紹介します。

『クレヨンしんちゃん』のおすすめ映画ランキング

マイナビニュース会員におすすめの『クレヨンしんちゃん』シリーズの作品を聞いたところ、ランキング結果は以下のようになりました。

1位『映画クレヨンしんちゃん アクション仮面VSハイグレ魔王』(1993年公開/17.2%)
2位『映画クレヨンしんちゃん ブリブリ王国の秘宝』(1994年公開/11.9%)
3位『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ! オトナ帝国の逆襲』(2001年公開/11.0%)
4位『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ! 戦国大合戦』(2002年公開/8.5%)
5位『映画クレヨンしんちゃん 雲黒斎の野望』(1995年公開/7.6%)
6位『映画クレヨンしんちゃん ヘンダーランドの大冒険』(1996年公開/2.8%)
6位『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶジャングル』(2000年公開/2.8%)
8位『映画クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン～失われたひろし～』(2019年公開/2.8%)
9位『映画クレヨンしんちゃん 電撃! ブタのヒヅメ大作戦』(1998年公開/2.3%)
9位『映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園』(2021年公開/2.3%)
11位『映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝』(2022年公開/2.0%)
12位『映画クレヨンしんちゃん 爆発!温泉わくわく大決戦』(1999年公開/1.7%)
12位『映画クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶ 踊れ!アミーゴ!』(2006年公開/1.7%)
12位『映画クレヨンしんちゃん バカうまっ! B級グルメサバイバル!!』(2013年公開/1.7%)
15位『映画クレヨンしんちゃん 暗黒タマタマ大追跡』(1997年公開) 1.4%)
15位『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ 栄光のヤキニクロード』(2003年公開/1.4%)
15位『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ 黄金のスパイ大作戦』(2011年公開/1.4%)
15位『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ! オラと宇宙のプリンセス』(2012年公開/1.4%)
15位『映画クレヨンしんちゃん ガチンコ! 逆襲のロボとーちゃん』(2014年公開/1.4%)
20位『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ 夕陽のカスカベボーイズ』(2004年公開/0.8%)
20位『映画クレヨンしんちゃん オラの引越し物語 サボテン大襲撃』(2015年公開/0.8%)
20位『映画クレヨンしんちゃん 襲来!!宇宙人シリリ』(2017年公開/0.8%)
20位『映画クレヨンしんちゃん 爆盛!カンフーボーイズ～拉麺大乱～』(2018年公開/0.8%)
24位『映画クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶ ブリブリ3分ポッキリ大進撃』(2005年/0.6%)
24位『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ 歌うケツだけ爆弾!』(2007年公開/0.6%)
24位『映画クレヨンしんちゃん オタケベ!カスカベ野生王国』(2009年公開/0.6%)
24位『映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者』(2020年/0.6%)
28位『映画クレヨンしんちゃん ちょー嵐を呼ぶ 金矛(きんぽこ)の勇者』(2008年公開/0.3%)
28位『映画クレヨンしんちゃん 超時空! 嵐を呼ぶオラの花嫁』(2010年公開/0.3%)
30位『映画クレヨンしんちゃん 爆睡! ユメミーワールド大突撃』(2016年公開/0.0%)

映画『クレヨンしんちゃん』シリーズの歴代作品一覧

1993年の『映画クレヨンしんちゃん アクション仮面VSハイグレ魔王』公開から2022年終了時点で全30作品が公開されており、2023年の夏には31作目となる『しん次元!クレヨンしんちゃんTHE MOVIE 超能力大決戦 ～とべとべ手巻き寿司～』の公開が控えています。

• 『映画クレヨンしんちゃん アクション仮面VSハイグレ魔王』(1993年公開)
• 『映画クレヨンしんちゃん ブリブリ王国の秘宝』(1994年公開)
• 『映画クレヨンしんちゃん 雲黒斎の野望』(1995年公開)
• 『映画クレヨンしんちゃん ヘンダーランドの大冒険』(1996年公開)
• 『映画クレヨンしんちゃん 暗黒タマタマ大追跡』(1997年公開)
• 『映画クレヨンしんちゃん 電撃!ブタのヒヅメ大作戦』(1998年公開)
• 『映画クレヨンしんちゃん 爆発!温泉わくわく大決戦』(1999年公開)
• 『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶジャングル』(2000年公開)
• 『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ! オトナ帝国の逆襲』(2001年公開)
• 『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ! 戦国大合戦』(2002年公開)
• 『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ 栄光のヤキニクロード』(2003年公開)
• 『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ 夕陽のカスカベボーイズ』(2004年公開)
• 『映画クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶ ブリブリ3分ポッキリ大進撃』(2005年)
• 『映画クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶ 踊れ! アミーゴ!』(2006年公開)
• 『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ 歌うケツだけ爆弾!』(2007年公開)
• 『映画クレヨンしんちゃん ちょー嵐を呼ぶ 金矛(きんぽこ)の勇者』(2008年公開)
• 『映画クレヨンしんちゃん オタケベ!カスカベ野生王国』(2009年公開)
• 『映画クレヨンしんちゃん 超時空! 嵐を呼ぶオラの花嫁』(2010年公開)
• 『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ 黄金のスパイ大作戦』(2011年公開)
• 『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ! オラと宇宙のプリンセス』(2012年公開)
• 『映画クレヨンしんちゃん バカうまっ! B級グルメサバイバル!!』(2013年公開)
• 『映画クレヨンしんちゃん ガチンコ! 逆襲のロボとーちゃん』(2014年公開)
• 『映画クレヨンしんちゃん オラの引越し物語 サボテン大襲撃』(2015年公開)
• 『映画クレヨンしんちゃん 爆睡! ユメミーワールド大突撃』(2016年公開)
• 『映画クレヨンしんちゃん 襲来!!宇宙人シリリ』(2017年公開)
• 『映画クレヨンしんちゃん 爆盛!カンフーボーイズ～拉麺大乱～』(2018年公開)
• 『映画クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン～失われたひろし～』(2019年公開)
• 『映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者』(2020年)
• 『映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園』(2021年公開)
• 『映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝』(2022年公開)
• 『しん次元!クレヨンしんちゃんTHE MOVIE 超能力大決戦 ～とべとべ手巻き寿司～』(2023年夏公開予定)

映画『クレヨンしんちゃん』シリーズ作品のキャストとあらすじ

ここからは『映画クレヨンしんちゃん』シリーズの歴代作品のあらすじやユーザーのコメントを紹介します。

『映画クレヨンしんちゃん アクション仮面VSハイグレ魔王』【1993年/本郷みつる監督】

アクション仮面の体験アトラクションから出た野原一家は、ハイグレ魔王が侵略する別の世界に飛ばされてしまう。しんのすけはアクション仮面と協力してハイグレ魔王と戦うことに……。映画クレヨンしんちゃんの快進撃は、この作品から始まった。1993年に制作された記念すべき劇場版第1作。

『映画クレヨンしんちゃん アクション仮面VSハイグレ魔王』のコメント

・「劇場版第1作でもあるので印象深い」(37歳男性)
・「最初に劇場で見た作品で印象が強い」(42歳男性)
・「子どもたちと一緒に見たが、ハイグレのポーズを気に入って、ずっと楽しそうに遊んでいた記憶があるから」(58歳男性)
・「アクション仮面のカッコよさが光っていた」(51歳男性)
・「設定がおもしろいと思ったから」(42歳女性)
・「ふざけた所にも笑いあり感動ありで見応えがある作品でした」(43歳男性)

『映画クレヨンしんちゃん ブリブリ王国の秘宝』【1994年/本郷みつる監督】

福引きで海外旅行を当て、南国のブリブリ王国を訪れる野原一家。しかし、それは罠だった。ブリブリ王国の跡継ぎ・スンノケシ王子としんのすけはそっくりで……。1994年に制作された劇場版第2作。1994年当時、テレビ朝日の「ニュースステーション」に出演していた小宮悦子が本人役で出演している。

『映画クレヨンしんちゃん ブリブリ王国の秘宝』のコメント

・「泣けて笑えるすばらしいシナリオだから」(41歳男性)

『映画クレヨンしんちゃん 雲黒斎の野望』【1995年/本郷みつる監督】

時間犯罪者が過去の歴史を変えようとしていた。タイムパトロール隊のリングは、野原家の地下に不時着。助けを求められた野原一家は協力し、戦国時代に向かう。しんのすけたちが降り立った春日城は雲黒斎によって滅ぼされていた……。1995年に制作された劇場版第3作。戦国時代の描写が本格的で、時代考証がしっかりされている点でも、高く評価されている。

・「とても感動する。やりとりやセリフがいい」(56歳男性)
・「雲黒斉、又楽斉、羽鬼楽斉という登場人物の名前がしんちゃん映画らしい命名でユーモアがある」(59歳男性)
・「いつも通りのおもしろさ」(51歳男性)
・「しんのすけとぶりぶりざえもんの掛け合い」(54歳男性)
・「戦国時代好きにはたまりません。おふざけシーンは安定のおもしろさですが、チャンバラなどのカッコいい場面もかなり興奮します。ぜひご覧あれ」(36歳男性) ・「改めて『ウンコクサイ』というタイトルも内容もサイコーにおもしろかった」(50歳男性)
・「今まで見た中で、この頃のがバカバカしくておもしろかった」(46歳男性)

『映画クレヨンしんちゃん ヘンダーランドの大冒険』【1996年/本郷みつる監督】

遠足で群馬ヘンダーランドという遊園地に行ったしんのすけ。そこには地球侵略を企む魔女マカオ一味がいた。しんのすけは囚われたメモリ・ミモリ姫と出会うが……。1996年に制作された劇場版第4作。ひまわり誕生前の、3人の野原家が見られる最後の作品となっている。

『映画クレヨンしんちゃん ヘンダーランドの大冒険』のコメント

・「友情とか家族愛を感じることのできる作品だと思います。クレヨンしんちゃんシリーズの映画の中で一番感動しました」(31歳女性)
・「子どもと初めて見た映画だったから」(58歳男性)
・「どれも感動する映画なんですが、ヘンダーランドは子どもの頃から何度も見た映画で見たので特に印象深いです。泣いた覚えもあります」(30歳女性)
・「とても感動する内容だった」(47歳男性)

『映画クレヨンしんちゃん 暗黒タマタマ大追跡』【1997年/原恵一監督】

シロの散歩中に不思議なタマを拾ったしんのすけ。自宅に持ち帰るも、ひまわりがそれを飲み込んでしまう。実はそのタマは伝説の魔人・ジャーク復活の鍵となる重要なアイテムで、しんのすけたちは世界征服を企む者たちの争いに巻き込まれてしまう……。1997年に制作された劇場版第5作。野原家の長女・ひまわりの劇場版初登場作品で、原作者の臼井儀人も漫画家役で特別出演している。

『映画クレヨンしんちゃん 暗黒タマタマ大追跡』のコメント

・「おもしろさもありつつ、ちょっと感動したのを覚えている」(50歳男性)

『映画クレヨンしんちゃん 電撃!ブタのヒヅメ大作戦』【1998年/原恵一監督】

世界征服を企んでいる秘密結社「ブタのヒヅメ」から兵器の一部を盗んだ、ある秘密組織のエージェント「お色気」は、東京湾の屋形船に逃げ込むが、そこにはしんのすけたちがいた……。1998年に制作された劇場版第6作。本作で初めて、しんのすけたちの「かすかべ防衛隊」が映画版に登場した。

『映画クレヨンしんちゃん 暗黒タマタマ大追跡』のコメント

・「塩沢兼人さんのぶりぶりざえもんが活躍したから」(51歳女性)
・「一番ばかばかしくて愉快な作品だったから」(67歳男性)
・「子どもがまだ小さいときに連れて観に行ったが、大人の自分のほうが大爆笑していた思い出がある」(60歳男性)

『映画クレヨンしんちゃん 爆発! 温泉わくわく大決戦』【1999年/原恵一監督】

野原一家は温泉Gメンの基地に連れ去られる。Gメンによると、ドクター・アカマミレ率いる悪の組織「YUZAME」が地球温泉化を企んでいるという。さらに、伝説の温泉が野原家の地下にあると聞かされ……。1999年に制作された劇場版第7作。丹波哲郎がゲスト声優として参加している。

『映画クレヨンしんちゃん 爆発! 温泉わくわく大決戦』のコメント

・「ギャグとシリアスのバランスがいい」(39歳男性)
・「ストーリーがよかった」(27歳男性)

『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶジャングル』【2000年/原恵一監督】

映画『アクション仮面』の船上試写会に参加したしんのすけ一行。しかし、正体不明のサルたちがアクション仮面や大人たちをさらっていく。しんのすけたちは大人たちを助けるために南の島へ上陸するが、そこにはサル軍団を率いたパラダイスキングが待ち受けていた……。2000年に制作された劇場版第8作。小林幸子がこばやしさちこ名義で主題歌(「さよならありがとう」)を担当。

『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶジャングル』のコメント

・「家族で見た最初の映画で子どもがすごく喜んだ」(52歳女性)
・「子どもだけでなく大人も楽しめるストーリーだと思った」(68歳男性)
・「どれも最高に笑えますが、これはバカウケです」(62歳男性)
・「しんちゃんがひまわりと再会するまでのシーンがよかった」(43歳男性)

『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ! オトナ帝国の逆襲』【2001年/原恵一監督】

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春日部に現れたテーマパーク「20世紀博」。1970年代の暮らしが再現されたそのテーマパークに、大人たちは魅了され、仕事も役目も放棄していなくなってしまう。一方、残されたしんのすけら「かすかべ防衛隊」の仲間たちは力を合わせ20世紀博に乗り込む……。2001年に制作された劇場版第9作。21世紀初の作品として、20世紀をノスタルジックに描き出し、当時の大人たちの涙腺を崩壊させた。

『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ! オトナ帝国の逆襲』のコメント

・「大人でも懐かしく泣けるから」(48歳女性)
・「意外に泣けるところがすばらしい。まさかまさかのところがクレヨンしんちゃんのよいところ」(45歳男性)
・「少し感動してしまったから」(39歳男性)
・「とにかくしんのすけがかわいくて好き」(48歳男性)
・「子どもだけでなく大人も楽しめる内容でとてもおもしろかったです」(54歳男性)
・「家族ってやっぱりいいなと思わせる感動的な話だから」(47歳男性) ・「ノスタルジックでおもしろかった」(50歳男性)
・「感動できる場面が多かったから」(38歳男性)

『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ! 戦国大合戦』【2002年/原恵一監督】

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野原一家はなぜか戦国時代のような武家のお姫様の夢をみる。翌日、しんのすけは天正2年にタイムスリップしてしまい、夢でみた廉姫と出会う。しんのすけを探していた父・ひろしと母・みさえもタイムスリップして来て……。2002年に制作された劇場版第10作。後に草なぎ剛主演で『BALLAD 名もなき恋のうた』というタイトルで実写映画化もされた名作。

『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ! 戦国大合戦』のコメント

・「今も記憶に残っているから」(55歳男性)
・「笑いあり涙ありで感動するストーリーだった」(36歳男性)
・「クレヨンしんちゃんの映画の中で一番泣ける映画だから」(46歳男性)
・「しんちゃんと戦国武将の交流、最後のシーンは感動する」(44歳男性)
・「どれもいいんですが、この映画が子どもの心にも大人にも響くものがあると思うので」(52歳男性)
・「男の友情を感じさせてくれる映画」(43歳男性)
・「最後、子どものアニメでやりますかみたいな展開でしたね。感動しましたね」(38歳男性)
・「ストーリーがおもしろくて奇想天外だったから」(63歳女性)
・「笑いだけではない、戦国武将の切なさに大人が見ても泣ける作品」(67歳男性)
・「実写映画の題材になるほど、大人でも感動するレベルの内容。歴代でも文句なしのナンバーワンです」(53歳男性)

『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ! 夕陽のカスカベボーイズ』【2004年/水島努監督】

古びた映画館で遊んでいたかすかべ防衛隊。しんのすけ以外のメンバーは、いつのまにかスクリーンの中の西部劇の世界に入ってしまう。しんのすけは野原一家を率いて再びその映画館を訪れ、メンバーたちを助けに行くが……。2004年に制作された劇場版第12作。シリーズには珍しく、シリアス度の高い西部劇となっている。

『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ! 夕陽のカスカベボーイズ』のコメント

・「友情の大切さが感動的」(58歳男性)
・「家族と一緒に映画館で見たから」(60歳男性)

『映画クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶブリブリ3分ポッキリ大進撃』【2005年/ムトウユージ監督】

ひょんなことから、未来からやってきた時空調整員「ミライマン」に協力することになった野原家。正義のヒーローに変身したしんのすけたちは、時空の歪みからやってくる怪獣たちを3分以内に倒すという任務に没頭するが……。2005年制作の劇場版第13作。「ウルトラマン」をはじめとする日本の特撮、アニメのオマージュがいたるところに登場する。

『映画クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶブリブリ3分ポッキリ大進撃』のコメント

・「ぶたのキャラクターがおもしろいから」(60歳男性)

『映画クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶ 踊れ! アミーゴ!』【2006年/ムトウユージ監督】

人々がそっくり人間と入れ替わってしまう世界サンバ化計画。気付けば春日部の多くの住人たちがニセモノと入れ替わっていた。ひろしやみさえのそっくり人間まで現れ、しんのすけは危機に陥るが、女性捜査官・ジャッキーに助けられる……。2006年に制作された劇場版第14作。倖田來未が主題歌(「GO WAY!!」)を担当している。

『映画クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶ 踊れ! アミーゴ!』のコメント

・「メキシコとの組み合わせがおもしろい」(55歳男性)
・「脚本がとてもよくできていた」(56歳男性)
・「あの純粋な行動と友人想いなところに感動する」(64歳男性)
・「ノリが楽しかったしストーリーもよかった」(49歳男性)

『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ 歌うケツだけ爆弾!』【2007年/ムトウユージ監督】

地球が吹き飛ぶほどの威力を持つ爆弾が宇宙から落下し、シロのお尻にくっついてしまう。しんのすけはシロを連れ、爆弾を回収しようとする組織から逃げ出すが……。2007年に制作された劇場版第15作。各シーンに歌が挿入されるミュージカル仕立てになっており、シロが主役を務めている。AKB48のメンバーのゲスト出演も話題となった。

『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ 歌うケツだけ爆弾!』のコメント

・「おもしろかったし主題歌が好き」(50歳女性)
・「どれも泣かせる場面があり、特によかった」(41歳男性)

『映画クレヨンしんちゃん ちょー嵐を呼ぶ 金矛(きんぽこ)の勇者』【2008年/本郷みつる監督】

暗黒世界ドン・クラーイでは、地球とドン・クラーイを結ぶ「闇の扉」を開ける計画が進められていた。謎の美女にそそのかされてその扉を開けてしまったしんのすけは、少女・マタと協力して闇の世界に立ち向かうが……。2008年制作の劇場版第16作。初期の劇場版4作で監督を務めた本郷みつるが12年ぶりにメガホンをとり、本郷お得意のファンタジーが描かれた。

『クレヨンしんちゃん オタケベ!カスカベ野生王国』【2009年/しぎのあきら監督】

ゴミ拾い中に見つけたおいしそうなドリンクを自宅に持ち帰ったしんのすけ。ところが、そのドリンクを飲んだひろしとみさえは徐々に動物のような仕草をとるようになる。水面下では、環境活動家の新町長による「人類動物化計画」が進められていて……。2009年制作の劇場版第17作。原作者の臼井儀人は本作公開の半年後に亡くなったため、臼井が完成を見届けた最後の作品となった。

『映画クレヨンしんちゃん 超時空! 嵐を呼ぶオラの花嫁』【2010年/しぎのあきら監督】

しんのすけの前にタミコという女性が現れ、しんのすけの未来の婚約者だと言い張る。未来のしんのすけを助けるために5歳のしんのすけの力が必要と言われ、かすかべ防衛隊の5人は未来のネオトキオへ向かう……。2010年に制作された劇場版第18作。主題歌はmihimaru GTの「オメデトウ」。

『映画クレヨンしんちゃん 超時空! 嵐を呼ぶオラの花嫁』のコメント

・「人と人とのつながりをおもしろく丁寧に描いた作品です」(52歳男性)

『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦』【2011年/増井壮一監督】

突然アクション仮面からスパイに指名されたしんのすけ。メッセージを託された謎の少女レモンと、スパイになるための特訓を始め、ミッションに挑むが……。2011年に制作された劇場版第19作。関ジャニ∞が主題歌(「イエローパンジーストリート」)を担当し、村上信五と大倉忠義がゲスト声優として参加している。

『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦』のコメント

・「アニメだけど内容がしっかりしているところがおもしろい。大人も笑えるし泣ける」(53歳女性)
・「すっごいくだらないけど楽しめました。しんちゃんと一緒に行動するレモンちゃんがとてもよかったです。かすかべ防衛隊がちょっとしか出ないのが残念でした」(62歳男性)

『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ! オラと宇宙のプリンセス』【2012年/増井壮一監督】

プリンをめぐって妹のひまわりとケンカしたしんのすけは、謎の男たちに渡された書類にサインしてしまう。それは地球の兄弟星“ヒマワリ星”の姫としてひまわりを預けるという契約書だった。野原一家はUFOに吸い込まれ、“ヒマワリ星”に連れてこられるが……。2012年に制作された劇場版第20作。宇宙が舞台となったシリーズ初めての作品。ゲスト声優としてココリコ、土田晃之、藤井隆らが参加している。

『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ! オラと宇宙のプリンセス』のコメント

・「子どもマンガならではのユーモアの中に友情や感動も描かれている」(49歳男性)
・「大人でも童心に帰って見ると笑える」(57歳男性)

『映画クレヨンしんちゃん バカうまっ! B級グルメサバイバル!!』【2013年/橋本昌和監督】

しんのすけらかすかべ防衛隊のメンバーは親たちに内緒でB級グルメカーニバルに行こうとしていた。そこである女性から伝説のソースを運ぶように頼まれる。そのころ、B級グルメカーニバルの会場は、A級グルメ機構に乗っ取られようとしていた……。2013年に制作された劇場版第21作。SEKAI NO OWARIが主題歌の「RPG」を担当している。

『映画クレヨンしんちゃん バカうまっ! B級グルメサバイバル!!』のコメント

・「グルメ好きな人にはもってこいだと思うから」(45歳女性)
・「すっとぼけた感じでおもしろいです」(66歳女性)
・「登場するB級グルメのメニューがどれもばかばかしくてよかった」(55歳男性)

『映画クレヨンしんちゃん ガチンコ! 逆襲のロボとーちゃん』【2014年/高橋渉監督】

ぎっくり腰を治すためマッサージを受けたひろしは、なぜかロボットになってしまう。料理も家事も完璧なロボとーちゃんに家族は喜ぶが、その裏には日本の父親たちの復権を目指す「父ゆれ同盟」という組織の陰謀が隠されていた……。全とーちゃんが泣いた、戦う父を応援する物語。2014年に制作された劇場版第22作。主題歌はきゃりーぱみゅぱみゅの「ファミリーパーティー」。

『映画クレヨンしんちゃん ガチンコ! 逆襲のロボとーちゃん』のコメント

・「お父さんの頑張っている姿がいいと思った」(32歳女性)
・「自分も二児の父親なのでとてもグッとくるものがあったから」(38歳男性)
・「大人が見ても子どもをどれだけ愛しているかが伝わる泣ける作品」(39歳男性)
・「ひろしの声優だった今は亡き藤原啓治さんの演技がよりおもしろく表現されていてよかった」(50歳男性)
・「家族愛を感じることができたから」(44歳男性)
・「ちょっと感動的だったので」(48歳男性)

『映画クレヨンしんちゃん オラの引越し物語 ～サボテン大襲撃～』【2015年/橋本昌和監督】

ひろしのメキシコ転勤が決まり、野原一家は全員でメキシコに引っ越した。何とかメキシコの環境にも慣れたころ、人喰いキラーサボテンが街を恐怖に陥れる……。2015年に制作された劇場版第23作。22.9億円という、シリーズ史上最高の興行収入を記録した一作。

『映画クレヨンしんちゃん オラの引越し物語 ～サボテン大襲撃～』のコメント

・「幼稚園になる子どもと一緒に初めてクレヨンしんちゃんの映画を見ましたが、思いのほか大人も楽しめる作品であることを知りました」(43歳男性)
・「ハラハラドキドキしておもしろいから」(39歳女性)

『映画クレヨンしんちゃん 爆睡! ユメミーワールド大突撃』【2016年/高橋渉監督】

野原一家ら春日部市民たちは、眠ると好きな夢をみられるユメミーワールドに迷い込む。それぞれの好きな夢を見て楽しんでいたが、サキという少女が現れ、みんな悪夢を見るようになる……。2016年に制作された劇場版第24作。劇団ひとりが高橋渉監督と共に共同脚本を務めている。主題歌はケツメイシの「友よ ～ この先もずっと…」。

『映画クレヨンしんちゃん 爆睡! ユメミーワールド大突撃』のコメント

・「どのシリーズもおもしろさがあるが、その時代に考えさせられることを題材にしてるのがいい」(45歳男性)

『映画クレヨンしんちゃん 襲来!!宇宙人シリリ』【2017年/橋本昌和監督】

野原家に不時着した宇宙人・シリリの若返り光線を浴び、子どもの姿になったひろしとみさえ。子どもだけになってしまった野原家は、2人を元の姿に戻せるというシリリの父親を探す旅に出るが……。2017年制作の劇場版第25作。25周年を記念して、過去24作に登場したキャラクターやアイテムがいたるところに登場する。

『映画クレヨンしんちゃん 襲来!!宇宙人シリリ』のコメント

・「ストーリー自体がおもしろいのと、感動した」(59歳男性)

『映画クレヨンしんちゃん 爆盛! カンフーボーイズ～拉麺大乱～』【2018年/高橋渉監督】

春日部の中華街で、一度食べると病みつきになる「ブラックパンダラーメン」が大流行。ところがそのラーメンは、食べると凶暴化してしまう恐ろしい食べ物だった。街の平和を守るため、しんのすけらカスカベ防衛隊は伝説のカンフー「ぷにぷに拳」を駆使して戦う。2018年制作の劇場版第26作。主題歌を担当したももいろクローバーZが、ゲスト声優として出演している。

『映画クレヨンしんちゃん 爆盛! カンフーボーイズ～拉麺大乱～』のコメント

・「みさえとひまわりがラーメンを食べてやみつきになってしまい、そこでしんちゃんがパニックになってしまうところがとてもおもしろかった」(20歳男性)

『映画クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン ～失われたひろし～』【2019年/橋本昌和監督】

結婚時に新婚旅行に行かなかったひろしとみさえは、オーストラリアの家族旅行で数年越しのハネムーン気分を満喫していた。しかし、ひろしを狙う正体不明の人物たちが現れて……。2019年に制作された劇場版第27作。あいみょんが主題歌(「ハルノヒ」)を提供していることでも話題に。

『映画クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン ～失われたひろし～』のコメント

・「クレヨンしんちゃんシリーズはたくさんあるがどれもばかばかしいおもしろさがあり、特にこの映画はおもしろかった。ひろしが結構メインで頑張っているのが好き」(59歳男性)
・「家族愛が感じられる」(59歳女性)
・「しんちゃんよりもひろしのファンだから」(56歳男性)
・「ひろしの素敵な男っぷりがみられるから」(37歳男性)
・「ただおもしろいだけではなく感動もあり、とてもよい作品」(59歳男性)
・「ひろしのストーリー展開が特におもしろかった」(61歳男性)
・「主題歌が好きだったから」(48歳男性)

『映画クレヨンしんちゃん 激突! ラクガキングダムとほぼ四人の勇者』【2020年/京極尚彦監督】

人間が描いた落書きをエネルギーとして空中に浮かんでいる「ラクガキングダム」は、地上から落書きが減ったことで危機におちいる。そこで人々に無理やり落書きをさせようと春日部へ侵攻をはじめる。しんのすけは、描いたものが動きだす「ミラクルクレヨン」を使い、落書き勇者たちとともに平和のために戦う。2020年制作の劇場版第28作。劇場版第3作『映画クレヨンしんちゃん 雲黒斎の野望』以降初めて、原作漫画のエピソードが原案になっている。

『映画クレヨンしんちゃん 謎メキ! 花の天カス学園』【2021年/高橋渉監督】

全寮制の超エリート校「天カス学園」に体験入学することになったしんのすけたち。ところが正式な入学を夢見て張り切っていた風間が、お尻をなにかに噛まれて倒れた状態で発見される。目を覚ました風間は超絶おバカに変貌していて……。2021年制作の劇場版第29作。しんのすけたちが「カスカベ探偵倶楽部」を結成して謎を追う、シリーズ初の学園ミステリー。

『映画クレヨンしんちゃん 謎メキ! 花の天カス学園』のコメント

・「子どもと一緒に見た最初の映画なので印象深いです」(50歳男性)

『映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝』【2022年/橋本昌和監督】

ある日、野原家にちよめと名乗るくノ一がやってきて、しんのすけの本当の母親は自分だと主張。突然のことにひろしとみさえは困惑するが、その夜しんのすけがちよめとともに忍者の里へ連れ去られてしまい……。記念すべき劇場映画30作目は、シリーズ初の忍者アクション。山田孝之がサプライズ出演したことも話題に。

『映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝』のコメント

・「シリーズの中では最新作であり、ストーリー性に意外感があって映像美が感じられる演出も垣間見ることができたから」(69歳男性)

『しん次元! クレヨンしんちゃんTHE MOVIE 超能力大決戦 ～とべとべ手巻き寿司～』(2023年夏公開予定)

映画「クレヨンしんちゃん」初の3DCGアニメが2023年夏公開、監督・脚本は大根仁

『クレヨンしんちゃん』シリーズのおすすめ映画に関するアンケート

Q.あなたが視聴して人におすすめしたいと思った『クレヨンしんちゃん』シリーズの映画はありますか?

「はい」(51.3%)
「いいえ」(48.7%)

マイナビニュース会員におすすめの『クレヨンしんちゃん』シリーズの作品を聞いたところ、「はい」と回答した人は51.3%という結果でした。この方たちの回答をもとに、本記事のランキングは作成しています。

『クレヨンしんちゃん』の映画は、大人も感動できる名作だらけ!

1993年の映画化から約30年間、毎年公開されてきた『クレヨンしんちゃん』シリーズ。おすすめコメントの中にも「子どもたちと一緒に見た映画だから」というコメントも多く見られました。これまでの30年間、多くの親と子に夢と笑いを提供してきたのでしょう。1993年当時、保護者に映画館に連れてこられていた子どもも、今ではパパやママとなって自分の子どもたちを映画館に連れてきているのかもしれません。

子どもだけではなく、大人の目線からも楽しめる良作の揃った『クレヨンしんちゃん』シリーズは、まさにファミリー映画の王道です。ゲスト声優の顔ぶれや主題歌など、制作当時の流行や時代を感じることもできるこのシリーズ、この機会に見直してみてはいかがでしょうか?

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調査時期: 2022年12月17日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男女合計508人(男性: 397人、女性: 111人)
調査方法: インターネットログイン式アンケート