「かっぱ寿司」と言えば、子どもも大人も楽しめる大衆的なイメージを持つ人も少なくないはず。実際、筆者も幼いころ家族と一緒に訪れていた思い出がよみがえる。だが、今季同社が開催する「冬の寒鰤祭り」は、ぜひ"大人"に楽しんでもらいたフェアだ。アラサー女子がそんな魅力満載のフェアを早速紹介していく。

  • かっぱ寿司は12月3日~12月26日の期間、「冬の寒鰤(ぶり)祭り」を開催する。

かっぱ寿司は12月3日~12月26日の期間、「冬の寒鰤(ぶり)祭り」を開催する。この時期のぶりは越冬・産卵に向けて身体に栄養を蓄えるためたくさんエサを食べ、脂がのりにのった状態となる。

そんな旬であるぶりは冬になるとスーパーでも手軽に購入できる魚だが、今年は昨年の最安値と比較して価格が2倍に! いつの間にか高級魚の仲間入りをしているそうだ。だが、そこはかっぱ寿司。大人が楽しめると言っても、お財布に優しい値段帯で提供してくれるから心強い。

本フェアでは「ぶり」はもちろん、「あんこう」や「白子」など冬の味覚を使ったメニューが登場。筆者も一足先に「冬の寒鰤祭り」の商品をいただいたので早速、感想をレポートしていく。

潮の寒ぶりなめろう 1貫110円

  • 潮の寒ぶりなめろう 1貫110円

最初に王道のぶりをじゃないんかい! と怒られてしまいそうだが、これをぜひ食べて欲しいのではじめに紹介する。

なめろうは寒ぶりに「みょうが」「大葉」「しょうが」「青ねぎ」の薬味をあわせ、味付けには「合わせ味噌」と「だし醤油」を使っている。なめろうとシャリを合わせ、有明産の海苔の上にのせた寿司は、とにかくお酒のつまみにぴったり。アジのなめろうとは違いコリコリとした食感が特徴的だ。濃厚な味わいのあとは、薬味のさわやかな香りが鼻から抜けていく。

実は偶然にもそこに居合わせた厨房スタッフが「今回は特にこの商品は気合が入っています」と教えてくれたその言葉通り、ただただ美味しかった。

活〆寒ぶり 2貫 110 円

  • 活〆寒ぶり 2貫 110 円

鮮度を最大限保つために水揚げ後、一度も冷凍せず店舗に届けられるぶりを使用。皮切りも店内で実施されるとあって、美しい色合いが目を引く本商品。しっかり脂がのっており、素材本来の旨味を感じることができる。

活〆寒ぶりはらみ 1貫 220 円

  • 活〆寒ぶりはらみ 1貫 220 円

希少部位であるお腹の部分を大胆に使用した一皿。口にいれた瞬間、じゅわっと脂の甘みが広がりとろけていく感じは、はらみならではだ。しっかりとした脂を感じるならこちらがおすすめ。

活〆寒ぶり炙りしゃぶ ポン酢ジュレ 1貫 165円

  • 活〆寒ぶり炙りしゃぶ ポン酢ジュレ 1貫 165円

通常の1.7倍の大きさのネタを使用した寿司は、ボリューム満点。炙りで程よく脂が落ち、ポン酢ジュレがさわやかなアクセントになっている。「ぶりしゃぶ」を想起させる、冬にふさわしい一品だ。

活〆寒ぶり炙りしゃぶ 塩レモン 1貫 165円

  • 活〆寒ぶり炙りしゃぶ 塩レモン 1貫 165円

炙ったブリの上にレモンをきゅっと絞って食べる寿司は、シンプルでありながら脂の甘みをしっかり感じることができる。後味をすっきりとバランスよく整えてくれる小さなレモンが、優秀な脇役だ。

活〆寒ぶり炙りしゃぶ おろしのせ 1貫 165円

  • 活〆寒ぶり炙りしゃぶ おろしのせ 1貫 165円

一口で食べるのが難しいほど大きなぶりの上に、大根おろしと青ネギがのっている。こちらには同社オリジナルのだし醤油をかけて食べるのがおすすめ。炙りの中では最もさっぱりしており、気分を変えるにはぴったりの一品だ。

私「アンキモ白子」です 白子のあん肝のせ包み 1貫220円

  • 私「アンキモ白子」です 白子のあん肝のせ包み 1貫220円

別名「痛風寿司」、酒好きが食べずには帰れない一品だ。白子のもたっり、あん肝のねっとりした独特の食感、舌にまとわりつく濃厚な味わいがたまらない。だし醤油を数滴たらして一口で食べるのがおすすめ。背徳感に打ち震えながら、日本酒とぜひ一緒に楽しんで欲しい。

本ずわい蟹とあん肝の茶碗蒸し 330円

  • 本ずわい蟹とあん肝の茶碗蒸し 330円

「本ずわい蟹ほぐし身」と「あん肝」を贅沢に使った茶碗蒸し。個人的にはあん肝はもちろん、しっかり蟹のうまみを感じられたのが◎。かつお出汁の効いた特製の和風あんが、やさしい味を演出している。

冬の味覚 天然あんこうの唐揚げ 363円

  • 冬の味覚 天然あんこうの唐揚げ 363円

同社オリジナルの醤油ベースであんこうを味付けし、店内で揚げ熱々の状態で提供してくれる。鶏肉とは違う、やわらかくふわっとした食感が特徴的。塩と、カボスを絞って食べるとさっぱりしてより食べやすくなる。

いかがだっただろうか。酒好きアラサー筆者は、本フェアのラインナップにテンション爆上げ。食べながら次回訪問時は何を食べようか、メニュー構成を頭の中で考えるほどだった。

贅沢なフェア内容はもちろん、個人的にはいずれのメニューもお手頃価格で食べられるのがうれしいポイント。

そんな贅沢なフェアは12月3日~26日まで。今回紹介したのはフェア商品の中のほんの一部にすぎない。これ以外にもさまざまなメニューが用意されているので、ぜひこの機会を食べ逃さずに!