アウトローな世界を生きるやくざやギャング……。社会のダークサイドでどん欲に権力や金を求める彼らのギラギラした生きざまは、古くから映画やエンターテインメントなどの世界で人気を集めてきました。

日本では、1960~1970年代に多くの任侠映画ややくざ映画が作られ、人気を博しました。海外でも実在のギャングやマフィア・ファミリーの物語を下敷きに、多くの映画が制作されています。

そこで今回は、マイナビニュース会員の男女528名にアンケートを実施。他人におすすめしたいやくざ映画について聞いてみました。

Q.あなたが視聴して人におすすめしたいと思ったやくざ(ギャング)映画はありますか?

『はい』(55.9%)
『いいえ』(44.1%)

アンケート結果により5割半と、過半数の人におすすめできるやくざ映画があるということがわかりました。追加で『はい』と答えた人におすすめのやくざ映画を聞いたところ、結果は以下のようになりました。

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おすすめやくざ(ギャング)映画ランキング結果

1位『ゴッドファーザー』(1972年公開/16.3%)
2位『アウトレイジ』(2010年公開/10.2%)
3位『極道の妻たち』(1986年公開/9.5%)
4位『ブラック・レイン』(1989年公開/8.8%)
5位『仁義なき戦い』(1973年公開/8.5%)
6位『キル・ビル』(2003年公開/6.7%)
7位『任侠ヘルパー』(2012年公開/6.0%)
8位『アンタッチャブル』(1987年公開/4.2%)
9位『鬼龍院花子の生涯』(1982年公開/3.9%)
10位『新宿スワン』(2015年公開/2.8%)
11位『網走番外地』(1968年公開/2.5%)
12位『ソナチネ』(1993年公開/2.1%)
12位『レザボア・ドッグス』(1992年公開/2.1%)
12位『孤狼の血』(2018年公開/2.1%)
15位『グッドフェローズ』(1990年公開/1.8%)
16位『冬の華』(1978年公開/1.4%)
17位『ヒート』(1995年公開/1.1%)
17位『人生劇場 飛車角』(1963年公開/1.1%)
17位『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ 完全版』(1984年公開/1.1%)
17位『スカーフェイス』(1983年公開/1.1%)

続いて、これらの作品をよかったと感じた理由を、作品ごとに紹介していきます。

1位『ゴッドファーザー』

巨匠フランシス・フォード・コッポラによる、ニューヨークの裏社会で生きるイタリア系アメリカ人のファミリーを描いたマフィア映画の金字塔。ドン・コルレオーネを演じた名優マーロン・ブランドの演技が光る。第45回アカデミー賞では作品賞、脚色賞、主演男優賞の3冠を獲得した。

出演/マーロン・ブランド、アル・パチーノ、ジェームズ・カーン、ロバート・デュバル
監督/フランシス・フォード・コッポラ
公開年/1972年

・「アル・パチーノの演技がとにかくカッコいい。マフィア世界の冷血さとイタリアの風景の美しさのアンバランスが余計に作品のリアリティを高め最後まで緊迫感を持って見られる傑作だと思います」(61歳男性/フードビジネス/IT関連技術職)
・「このシリーズを、すべて見なきゃ絶対に損です!」(61歳男性/専門コンサルタント/専門職関連)
・「ドン・コルレオーネが息子ソニーに家族を大切にするよう諭すセリフが大好きです」(36歳男性/不動産/専門職関連)
・「世界的な傑作映画です」(52歳男性/放送・新聞/クリエイティブ関連)
・「実在にそったストーリーがまず見ることのできない作品。それが緊張感を醸しだしているのと、マフィアの家族愛や仲間愛もよく感じとれるところ」(58歳男性/建設・土木/建築・土木関連技術職)
・「シリーズとおしておもしろく、マフィアの裏社会の構図と家族関係が残酷に描かれていておもしろい」(44歳男性/サービス/その他技術職)

2位『アウトレイジ』

  • 2位『アウトレイジ』

    (C)2010『アウトレイジ』製作委員会

北野武監督がやくざ同士の生き残りゲームを描く「アウトレイジ」3部作の第1弾。「全員悪人」のキャッチコピーの通り、騙し、裏切り、下剋上など、なりふりかまわぬやくざたちの戦いをバイオレンス満載で描いている。

出演/ビートたけし、椎名桔平、加瀬亮、三浦友和
監督/北野武
公開年/2010年

・「アウトレイジ独自の暴力と静けさが緊張感を生んだ」(29歳男性/化粧品・薬品/営業関連)
・「表面的な暴力より深い部分に暴力があると知った」(45歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「すごくリアルなので興味深く見られる」(45歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「実際のストーリーを感じさせる展開と、俳優の迫真の演技」(46歳男性/システムインテグレータ/IT関連技術職)
・「独自の暴力と静けさが緊張感を生み、おもしろく見ることができました。やくざの権力争いがわかりやすかったと思います」(29歳男性/化粧品・医薬品/営業関連)

3位『極道の妻たち』

やくざの世界を、極道に寄り添う女たちの視点から描いた異色やくざ映画。抗争などで夫を失った妻たちが自ら仇をとる復讐劇でもある。岩下志麻の貫禄ある姐御ぶりと、かたせ梨乃の妖艶な演技が話題となった五社英雄監督作。

出演/岩下志麻、佐藤慶、世良公則、かたせ梨乃、佳那晃子
監督/五社英雄
公開年/1986年

・「極道の妻に焦点をあて『強い女』を描いておもしろい」(72歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「女性の格好良さが出ていてスカッとする映画のひとつです」(33歳男性/教育/専門職関連)
・「意外な作品でやくざの世界の違う面が見られて楽しい作品でした」(61歳男性/海運・鉄道・空輸・陸運/営業関連)
・「女優さんの演技(艶技)に見どころがある」(48歳男性/その他/販売・サービス関連)
・「女の意地を見てけなげだなと思った」(61歳男性/その他/その他・専業主婦等)

4位『ブラック・レイン』

ニューヨークから日本にやってきたNYPDの刑事が、自分たちを狙うやくざとの戦いに挑むアクション映画。マイケル・ダグラスと高倉健という日米2大スターが共演した、リドリー・スコット監督作。撮影監督のヤン・デ・ボンが映し取った大阪の街は、独特なムードを醸しだしている。公開直後に急逝した松田優作の病をおしての熱演も強い印象を残す。

出演/マイケル・ダグラス、アンディ・ガルシア、高倉健、ケイト・キャプショー
監督/リドリー・スコット
公開年/1989年

・「マイケルダグラス、高倉健、松田優作さん共演で見どころたっぷりで見応えのある作品でした。松田優作さんの演技は鬼気迫るもので驚きました」(55歳男性/建設・土木/建築・土木関連技術職)
・「日米の刑事の友情、激闘を描くアクション」(47歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「リドリー・スコット監督が撮った大阪の映像といっしょに流れる、ハンス・ジマーの音楽が最高にカッコいいから」(41歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「単純に大阪が舞台だったということと、出演者がなじみの人が多かったので」(52歳男性/輸送用機器(自動車含む)/その他技術職)
・「人と人とのつながりが深い」(64歳男性/その他/事務・企画・経営関連)

5位『仁義なき戦い』

  • 5位『仁義なき戦い』

    (C)東映

戦後広島で勃発した暴力団の抗争をもとに、血で血を洗うやくざの戦争を描く深作欣二監督作。実在のやくざ、美能幸三の手記をもとにした飯干晃一のノンフィクションを映画化。広島の呉市を舞台に、それまでの任侠映画にはなかったやくざ同士のリアルな抗争を描く。菅原文太ほか、勢いのある若手俳優を多数起用している。

出演/菅原文太、松方弘樹、渡瀬恒彦、田中邦衛、金子信雄
監督/深作欣二
公開年/1973年

・「昔からあっておもしろい映画だから」(32歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「若いときの菅原文太が最高」(54歳男性/ビル管理・メンテナンス/技能工・運輸・設備関連)
・「金子信雄の狡猾なホンマモンは他の追随を許さない」(62歳男性/輸送用機器/営業関連)
・「実録路線の真骨頂、名作中の名作」(48歳男性/旅行・観光/営業関連)
・「任侠映画は邦画が一番。特に仁義なき戦いは臨場感とテンポがよく他の映画よりわくわくする」(59歳男性/建設・土木/建築・土木関連技術職)

6位『キル・ビル』

  • 6位『キル・ビル』

    写真提供:アマナイメージズ

愛する夫と身ごもっていた子どもを殺された女性の復讐劇。クエンティン・タランティーノ監督が愛する日本のアクション映画にリスペクトをこめた一作。ルーシー・リュー演じるオーレン・イシイがやくざの親分を演じ、部下のやくざ役で栗山千明、北村一輝、高橋一生ら日本の俳優も多数出演。千葉真一がアクション指導を担当している。

出演/ユサ・サーマン、ルーシー・リュー、ビビカ・A・フォックス、マイケル・マドセン
監督/クエンティン・タランティーノ
公開年/2003年

・「元気になりたいときに見ると、力が湧いてきて好き」(54歳男性/食品/事務・企画・経営関連)
・「世界観が独特でおもしろい」(40歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「アクションもすごくて、飽きずに何度でも見られると思う。栗山千明も出演してておもしろかった」(48歳女性/その他/その他・専業主婦等)

7位『任侠ヘルパー』

特殊詐欺をしていたやくざが介護ヘルパーになって真の任侠道に目覚める姿を描いた草なぎ剛主演のテレビドラマの映画版。一度は足を洗ったものの、再び極道として老人相手の貧困ビジネスに携わるようになった主人公だが、次第に真の”任侠”を取り戻していく……。

出演/草なぎ剛、安田成美、夏帆、風間俊介
監督/西谷弘
公開年/2012年

・「草なぎさんの熱演が素晴らしかったから」(36歳男性/海運・鉄道・空輸・陸運/事務・企画・経営関連)
・「やくざなのにヘルパー?ってとこが今までにはないから」(51歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「やくざものはあまり好きでないけど、この作品はおもしろかったので」(40歳女性/医療・福祉・介護サービス/事務・企画・経営関連)

8位『アンタッチャブル』

1930年代、禁酒法時代のアメリカ・シカゴで、FBIの捜査官エリオット・ネスが、マフィアのドンであるアル・カポネを追うさまを描く実録映画。アル・カポネをロバート・デ・ニーロが、エリオット・ネスをケビン・コスナーが演じている。当時のシカゴを再現した美術やエンニオ・モリコーネの手がけた音楽、ブライアン・デ・パルマらしい緊迫感あふれる演出など、注目すべき点の多い一作。

出演/ケビン・コスナー、ショーン・コネリー、アンディ・ガルシア、チャールズ・マーティン・スミス
監督/ブライアン・デ・パルマ
公開年/1987年

・「階段から赤ちゃんを乗せた乳母車がスローモーションで落ちていくシーンが忘れられません」(66歳男性/銀行/事務・企画・経営関連)
・「ストーリーと音楽、俳優陣の演技が見ものだと思うため」(50歳男性/流通・チェーンストア/IT関連技術職)
・「出演者がみな個性的で音楽もよい」(48歳男性/その他/その他・専業主婦等)

9位『鬼龍院花子の生涯』

大正時代の土佐の花街を舞台に、侠客・鬼龍院政五郎と彼を取り巻く女性たちを描く一代記。宮尾登美子の同名小説を五社英雄監督が映画化した。夏目雅子演じる政五郎の養女・松恵の目線から、政五郎や花子の生涯を描いている。夏目雅子のセリフ「なめたらいかんぜよ!」は80年代の流行語となった。

出演/仲代達矢、岩下志麻、夏目雅子、中村晃子、高杉かほり
監督/五社英雄
公開年/1982年

・「夏目雅子の演技がすごいから」(33歳男性/その他電気・電子関連/事務・企画・経営関連)
・「土佐の花街を舞台にした鬼龍院政五郎の娘・松恵から見た壮絶な一家の生きざまを描いた」(54歳男性/その他/技能工・運輸・設備関連)
・「夏目雅子の迫真の演技が際立ってます。惜しい女優を亡くしました」(51歳男性/海運・鉄道・空輸・陸運/技能工・運輸・設備関連)

10位『新宿スワン』

  • 10位『新宿スワン』

    (C)2015『新宿スワン』製作委員会

新宿歌舞伎町のスカウト会社の勢力争いを描く同名コミックを、園子温監督が映画化。歌舞伎町の路上で女性に声をかけ、その女性を水商売や風俗業にあっせんするというスカウトマンの世界をリアルに描いている。スカウトマンを演じた綾野剛、山田孝之の熱演が光る一作。

出演/綾野剛、山田孝之、沢尻エリカ、伊勢谷友介
監督/園子温
公開年/2015年

・「笑いあり、ストーリーがおもしろい。主人公が好き」(39歳男性/サービス(その他)/営業関連)
・「イケメン揃いで、迫力満載」(38歳女性/ソフトウェア・情報処理/事務・企画・経営関連)
・「とてもバラエティーにとんだ映画だから」(36歳男性/建設・土木/技能工・運輸・設備関連)

11位『網走番外地』

冬の北海道で、網走刑務所から脱走した男たちの姿を描いた、石井輝男監督作。高倉健と南原宏治が、手錠につながれたまま雪のなかを逃亡する脱獄囚を演じている。のちにシリーズ化され、「日本侠客伝」「昭和残侠伝」と共に高倉健の人気を不動のものにした。

出演/高倉健、南原宏治、丹波哲郎、安部徹
監督/石井輝男
公開年/1965年

・「高倉健の男っぽさが一種のあこがれや郷愁を誘う」(65歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「渋い男の生きざまがうまく描かれている」(54歳/繊維/事務・企画・経営関連)
・「高倉健さんの存在感に圧倒されたので」(51歳/流通・チェーンストア/販売・サービス関連)

12位『ソナチネ』

抗争の助っ人をするため、沖縄を訪れた暴力団構成員の村川とその部下たちが、のどかな沖縄にて血で血を洗う抗争に巻き込まれていく北野武監督のやくざ映画。極力説明をはぶいたストーリー展開と、虚無感が漂う暴力描写が印象に残る。わかりやすさと娯楽性が高い「アウトレイジ」シリーズとは一線を画す、芸術性の高い一作。

出演/ビートたけし、国舞亜矢、渡辺哲、勝村政信
監督/北野武
公開年/1993年

・「やくざたちの助っ人の行動や裏切りなど」(55歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「ソナチネは現役バリバリで尖っていた頃の北野武色が強い。ソナチネにかぎらずこの時代の北野またはビートたけし作品を時代順に見るのが一番のおすすめ」(43歳男性/インターネット関連/IT関連技術職)
・「ソナチネは夢中で見続けていた最後、静かに胸に迫るものがある」(51歳女性/コンピュータ機器/その他・専業主婦等)

12位『レザボア・ドッグス』

お互いの素性を知らず色の名前で呼び合う6名の男たちが、チームを組んで宝石強盗を行うが、計画は失敗。疑心暗鬼になった彼らは、仲間割れをはじめる……。クエンティン・タランティーノが監督・脚本・出演を務めたデビュー作。低予算で製作されながら大ヒットを記録した。

出演/ハーベイ・カイテル、ティム・ロス、マイケル・マドセン、スティーヴ・ブシェミ
監督/クエンティン・タランティーノ
公開年/1992年

・「クエンティン・タランティーノのデビュー作。文句なしにおもしろい」(46歳男性/サービスその他/その他・専業主婦等)
・「監督が好きなのでおすすめ」(48歳男性/ソフトウェア・情報処理/IT関連技術職)
・「もう一度見たい映画、色褪せない」(56歳女性/その他/その他・専業主婦等)

12位『孤狼の血』

  • 12位『孤狼の血』

    (C) 2018「孤狼の血」製作委員会

昭和63年の広島の地方都市を舞台に、黒い噂が絶えないマル暴のベテラン刑事と新人エリート刑事のコンビが、暴力団が絡む事件で過激な捜査を進めていく……。『凶悪』『日本で一番悪い奴ら』などアウトロー映画で評価の高い白石和彌監督が、広島やくざのうわまえをはねる悪徳刑事の生きざまを描く。東映実録路線を継承する表現と出演者の熱演が好評を博し、シリーズ2作目も制作された。

出演/役所広司、松坂桃李、真木よう子、滝藤賢一
監督/白石和彌
公開年/2018年

・「広島弁が迫力あって、見入ってしまうので」(40歳男性/流通・チェーンストア/営業関連)
・「邦画としては断トツ振り切ってます」(54歳男性/サービス/専門サービス関連)
・「やっぱり役所広司さんの演技は必見です」(40歳女性/コンピュータ機器/事務・企画・経営関連)

15位『グッドフェローズ』

  • 15位『グッドフェローズ』

    (C)TM & (C) Warner Bros. Entertainment Inc.

少年の頃からマフィアにあこがれ、マフィアの周辺で犯罪行為を重ねてきたヘンリー・ヒル。実在するヒルという男を主役に、マフィアによる犯罪の実態を描いた実録映画。ボスからは破門され、「知りすぎた男」としてかつての仲間に命を狙われるようになった男は、やがてFBIの証人となり組織を崩壊に導いていく……。

出演/ロバート・デ・ニーロ、レイ・リオッタ、ジョー・ペシ、ロレイン・ブラッコ
監督/マーチン・スコセッシ
公開年/1990年

・「本当のイタリアマフィアに囲まれて育ったスコセッシがマフィアをリアルに描いている」(28歳女性/専門店/販売・サービス関連)
・「BGMの選曲がたまりません」(51歳男性/半導体・電子・電子機器/事務・企画・経営関連)
・「マーチン・スコセッシ監督作品で一番かっこいい」(52歳男性/その他/その他・専業主婦等)

16位『冬の華』

渡世の義理のために兄弟分の男を殺してしまったやくざの加納は、自分が殺した兄弟分の娘・洋子の成長を陰ながら見守っていた……。高倉健主演、降旗康男監督、倉本聰脚本のトリオで、堅気になりきれないやくざの悲哀を描く異色のやくざ映画。

出演/高倉健、池上季実子、田中邦衛、三浦洋一
監督/降旗康男
公開年/1978年

・「高倉健が渋くてかっこいい」(61歳男性/販売・サービス関連)
・「やくざの抗争だけでなく、ドラマティックでお洒落なはなしもある」(43歳女性/流通・チェーンストア/事務・企画・経営関連)

17位『ヒート』

「マイアミバイス」シリーズの製作総指揮などでも有名なマイケル・マン監督が、自身が手がけたテレビ映画「メイド・イン・L.A.」をリメイク。ロサンゼルスの強盗団と、強盗団を執拗に追う刑事。対立しながらもいつしか友情が芽生えていくさまをロバート・デ・ニーロとアル・パチーノの競演で描く。

出演/アル・パチーノ、ロバート・デ・ニーロ、バル・キルマー、トム・サイズモア
監督/マイケル・マン
公開年/1995年

・「バル・キルマーがカッコいいので」(72歳女性/その他/その他・専業主婦等)

17位『人生劇場 飛車角』

尾崎士郎の自伝小説「人生劇場」に登場した侠客・飛車角を主人公に据え、ヒーローとして任侠者の生きざまを描く。侠客の兄弟分と一人の女の三角関係を描いた恋愛ドラマの要素もあり、大ヒットを記録した。東映の任侠路線転換を決定づけた記念碑的作品。

出演/鶴田浩二、佐久間良子、月形龍之介、高倉健
監督/沢島忠
公開年/1963年

・「世界観やキャラクターがおもしろかった」(63歳男性/輸送用機器/事務・企画・経営関連)

17位『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ 完全版』

ユダヤ系ギャングの栄光から落日までを描いた、ロバート・デ・ニーロ主演によるギャング映画の傑作。少年期、青年期、老年期の3つの時代を行ったり来たりしながら一人のギャングの生きざまが紡がれていく。マカロニ・ウェスタンの巨匠としても知られるセルジオ・レオーネ監督の遺作となった作品。

出演/ロバート・デ・ニーロ、ジェームズ・ウッズ、エリザエス・マクガバン、ジョー・ペシ
監督/セルジオ・レオーネ
公開年/1984年

・「主人公が好き放題やって裏切られて救われない結末がいかにもやくざっぽい」(50歳男性/その他/その他・専業主婦等)

17位『スカーフェイス』

1932年の映画『暗黒街の顔役』を、オリバー・ストーン脚本、ブライアン・デ・パルマ監督がリメイク。キューバ出身の移民青年を主人公とし、麻薬を武器にのし上がり、やがて自滅していくさまをバイオレンスたっぷりに描いている。

出演/アル・パチーノ、ミシェル・ファイファー、ポール・シェナー、スティーブン・バウアー
監督/ブライアン・デ・パルマ
公開年/1983年

・「アル・パチーノの演技力が最高」(55歳男性/ソフトウェア・情報処理/IT関連技術職)

おすすめやくざ(ギャング)映画ランキングのまとめ

マイナビニュース会員におすすめのやくざ(ギャング)映画を教えてもらったところ、1位は『ゴッドファーザー』(16.3%)となりました。2位には『アウトレイジ』(10.2%)、以下3位『極道の妻たち』(9.5%)、4位『ブラック・レイン』(8.8%)、5位『仁義なき戦い』(8.5%)と続きます。1970年代、1980年代の映画が多く上位にノミネートする結果となりました。

1位の『ゴッドファーザー』はマフィア映画の代表的な作品です。ドン・コルレオーネを演じるマーロン・ブランドの唯一無二の存在感は、スクリーン越しでも背筋が伸びてしまうほど。アル・パチーノの出世作としても有名です。

2位となったのは世界のキタノが作った娯楽バイオレンス作品、『アウトレイジ』。暴力的なイメージのあるこの作品ですが、実は静けさ、寂しさ、孤独といった従来から大事にされている北野映画のエッセンスは健在。狂気と暴力のなかに描かれる静寂が、ただ殺し合いに終始する作品ではないことを感じさせます。

3位の『極道の妻たち』は女性のやくざものという、極道の世界では本来ありえない、ある種のファンタジー映画です。やくざ映画が頭打ちになりつつあった1980年代、ランキング9位の『鬼龍院花子の生涯』が大ヒットしたことを受け作られたこの作品は、女性の強さを表現した映画ともいえるでしょう。

4位には『ブラック・レイン』がランクイン。言わずと知れた松田優作の遺作です。『ブレードランナー』でも有名なリドリー・スコット監督が、近未来と昔日の入り混じった世界観を作り上げています。

5位は『仁義なき戦い』、日本のやくざ映画の金字塔的作品です。そのテーマソングは、作品を見たことがない人でも一度は聞いたことがあるはず。最大の特徴として、この作品は実際に起こった抗争を下敷きにした作品であること。菅原文太、松方弘樹、金子信雄、渡瀬恒彦といった名優の鬼気迫る刃傷沙汰が実際に行われていた……そう考えると、恐怖を感じてしまいます。

6位以下も海外のギャング映画、日本のやくざ映画の代表作がずらりと並んでいます。エンタメ性抜群の作品から重厚な作品まで、そのテイストはさまざまです。実生活ではなかなか体験できないバイオレンスな世界を、これらのやくざ映画で味わってみてはいかがでしょうか。

調査時期: 2021年9月15日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男女合計528人(男性: 392人、女性: 136人)
調査方法: インターネットログイン式アンケート