シンシアは11月26日、「富裕層の物件周辺情報」に関する調査結果を発表した。調査は10月7日~11日、年収1,000万以上で1年以内にマンション賃貸、もしくは5年以内にマンション購入を考えている東京・神奈川在住の経営者・役員209名を対象にインターネットで行われた。

  • 賃貸・購入するマンションの周辺情報として、最も重要視するものを

    賃貸・購入するマンションの周辺情報として、最も重要視するものを

賃貸・購入するマンションの周辺情報として、最も重要視するものを聞いたところ、「スーパー」(34.9%)、「コンビニ」(11.0%)、「小・中学校の学区」(9.1%)が上位に。また、必ずチェックする周辺情報でも、「スーパー」(73.7%)や「コンビニ」(56.5%)と回答した人が多く、次いで「病院」(49.8%)、「公園」(36.8%)、「銀行・ATM」(35.9%)と続いた。

  • 賃貸・購入するマンションの周辺情報としてチェックしたい項目が、不動産サイトに掲載されていなかった経験はありますか?

    賃貸・購入するマンションの周辺情報としてチェックしたい項目が、不動産サイトに掲載されていなかった経験はありますか?

続いて、「賃貸・購入するマンションの周辺情報としてチェックしたい項目が、不動産サイトに掲載されていなかった経験はありますか?」と質問したところ、「全くない」という人は19.6%にとどまり、8割以上に「掲載されていなかった」経験があることが明らかに。マンション購入者の検索ニーズと不動産サイトの情報に、乖離があることがわかった。

また、物件に対する意外なこだわりについて自由回答で聞いたところ、「地下駐車場」「各階にゴミ捨て場がある」「会員制ジムが併設されている」「24時間ゴミ出しが可能」「エレベーターの待ち時間がない」「会員制ジムが併設されている」などがあがり、「『駅チカ』の物件よりも『車寄せ(エントランス等)』がある物件に魅力を感じますか?」と尋ねると、49.3%が「感じる(とても+やや)」と回答した。