芸能事務所のレプロエンタテインメントが主催する「レプロエンタテインメント30周年企画 主役オーディション」のオリジナルプロモーションムービー「世界はまだ、あなたを知らない。再会編/バイト編」が23日、公開された。

  • 「世界はまだ、あなたを知らない。再会編」

創立30周年を迎えたレプロが、本気で役者として「主役」になりたい人を募集する同オーディション。フレッシュな新人を求めるオーディションとは異なり、対象年齢14~29歳、性別や居住地、演技経験も不問で「役者」として活躍したい人が幅広く参加することができる。募集期間は2022年1月9日までで、書類選考、一次面接(オンライン)、二次面接(対面)、演技ワークショップの最終選考を経て、同年3月下旬から4月上旬に合格者を発表する予定。合格者は専属芸術家契約を結び、主役を目指すためのスキルアップを目的とした「1年間役者育成カリキュラム」を通してワークショップや経験を積んでいく。

今回公開されたプロモーションムービーでは、ナレーションを女優の南沙良が担当し、年齢や性別、境遇も異なる2人がそれぞれ役者として生きていくことを決意する瞬間が描き出されている。

花岡すみれが主演を務め、高校時代の友人と道端で再会する「再会」編。女優をやっていることを友人に明かすと「映画とかも出たりするの? 出るとき教えて絶対観に行くから」と言われ、おもわず答えに詰まってしまう。「そういうのはこれからかなぁ」と返しながらも、「頑張る。頑張るから」と決意を新たにする。

「バイト」編では、役者をする傍らラーメン屋でアルバイトをする青年を堀家一希が演じる。店長から「役者やってるんだって?」と問われ、「学生演劇の延長ですけど、一応……」と自信なさげに応じる。すると「本気でやっていることを一応とか言ってごまかさないほうがいいよ。まぁ俺は一応ラーメン屋やってるんだけどね」と返され、笑い合いながらも「頑張ります」と力強く答える。

また、同オーディション公式サイトではレプロで働くスタッフインタビューも公開しており、知られざる芸能プロダクションの仕事を「才能を見出すプロデューサー(=マネージャー)」「才能を育成するプロデューサー」「作品をつくるプロデューサー」の3つの視点から深掘り。語られてこなかったマネジメントへのこだわりや、今どんな役者を求めているかなどが語られている。