漫画家の久保ミツロウ、コラムニストの能町みね子、音楽クリエイターのヒャダインによるフジテレビのトークイベント『久保みねヒャダこじらせオンラインライブ#18』が21日に開催され、ヒャダインが槇原敬之のニューアルバム『宜候』を絶賛した。

  • (左から)能町みね子、久保ミツロウ、ヒャダイン

ヒャダインは「マッキーのアルバムが出たんですけど、めちゃめちゃ良かったです。僕の好きなマッキーが帰ってきた」と興奮ぎみ。「復帰後第1作だからと言って別に謝るわけでもなく、人生を語るわけでもなく、いつものマッキーが帰ってきた。これ!これ!これ!っていう感じです」と紹介した。

特に、上京したばかりの人の気持ちが歌詞に描かれた曲「ハロー!トウキョウ」が聴こえてくると「毎回泣いちゃうんです」といい、能町は「まだこういう歌詞が書けるというのがすごいですよね」と感心。久保も「この頃の気持ちをまた表現しようってなったんだね」と驚きながら、「あー、私初めて東京に来たときのことを連動して思い出すね。地下から上がってそこにアルタがあったのが、私のファースト東京なんです」と、しみじみ振り返った。

能町は「一緒に焼肉に行きましたけど、本当に何も隠さない人なんですよね。店の予約も『槇原敬之』でしてました」と思い出し、「またゲストに呼べるようになったら即呼んでほしいです」と熱望した。

今回のライブでは他にも、直筆報告FAXが縦書きの芸能人のすばらしさ、『久保みねヒャダこじらせナイト』の書き起こし記事を本人たちでアフレコ、字幕のリアルタイム打ち込みで一番地獄なのは『ラヴィット!』説、芸名に中黒が入る芸能人などの振り分け、脇の下からパッションフルーツの匂いがするヒャダインといった話題を展開。後半では、ヒコロヒーとAマッソの加納を迎えて、トークを繰り広げた。

今回のライブの模様は、28日23時59分まで追っかけ再生が可能で、チケットは28日18時まで販売。そして、放送可能な部分のみ編集し、地上波フジテレビでは12月18日(26:45~)に放送。後日、同局の動画配信サービス・FODで配信される。

次回のライブは、約1年半ぶりの有観客で12月12日に昼・夜2公演の開催。いずれの公演もゲストにハライチ・岩井勇気を迎え、夜公演では久々に「妄想ドラマ制作」、さらに番組10年目突入を記念した慰安旅行の模様が紹介され、これらの模様は1月1日(3:15~5:00)の「元旦スペシャル」で放送される。同時にオンライン配信も行うが、会場観覧では限定のトークタイムや、お土産付きとなっている。

さらに、12月8日放送のフジテレビ系音楽特番『2021FNS歌謡祭・第2夜』で、再び久保みねヒャダによる裏生配信の開催が決定。前回は2時間程度だったが、それより2倍以上の時間に拡大される。

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