ヤマハ発動機は、10月7日に発表されたLEXUSのクロスオーバーSUV「LEXUS NX450h+/350h/350 "F SPORT"」に、同社の車両用車体制振ダンパー「ヤマハパフォーマンスダンパー」が採用されたことを発表した。今回の新型LEXUS NXへの搭載は、2014年発売のLEXUS NXに引き続いての採用となる。

  • 「ヤマハパフォーマンスダンパー」 搭載の新型「LEXUS NX "F SPORT"」

「ヤマハパフォーマンスダンパー」は、乗用車の主要部に搭載する車体制振ダンパーのこと。通常、乗用車の車体は走行に伴い1mm以下のごくわずかな変形が生じている。同製品は、走行中の車体のごくわずかな変形や振動を穏やかに整え吸収するための装置。通常走行時や比較的大きな車体変形を伴う高速走行時においても操縦安定性を向上させることはもちろん、快適性の向上にも寄与している。

2004年4月に量産品として初めて採用されてからは、さまざまな車種に採用され、2020年には累計生産200万本を達成した。現在では四輪車のみならず、二輪車向けも展開している。