TOYOTA GAZOO Racingは11月1日より、「GRヘリテージパーツプロジェクト」として「カローラレビン・スプリンタートレノ(AE86)」の補給部品を復刻し、再販売を始めた。

  • 「GRヘリテージパーツプロジェクト」として「カローラレビン・スプリンタートレノ」の補給部品を復刻 ※画像は「カローラレビン」

同プロジェクトは、「思い出の詰まった愛車に乗り続けたい」というユーザーの想いに応えるべく、すでに廃番となってしまった補給部品を復刻し、純正部品として再販売する取り組み。既に「A70/A80スープラ」「トヨタ 2000GT」「ランドクルーザー40系」の部品復刻に取り組んでおり、「AE86」はそれに続く車種となる。

  • 「カローラ」「スプリンター」シリーズのスポーツ系モデル、「カローラレビン・スプリンタートレノ」の部品を再販売 ※「スプリンタートレノ」

「カローラレビン・スプリンタートレノ」は、「カローラ」「スプリンター」シリーズのスポーツ系モデル。中でも、1.6リッターDOHC16バルブ(4A-GEU)エンジンを搭載したグレードの車両型式が「AE86」となる。生産終了から30年以上経った現在でも“ハチロク"の名で人気を博しており、10月28日に発売となった「GR86」や2012年4月に発売された「86」は、「AE86」の伝統を継承している。

今回発売の「AE86」の補給部品は、リヤブレーキキャリパーおよびステアリングナックルアームが11月1日発売。リヤドライブシャフトは12月1日発売予定となる。

  • 上からリヤドライブシャフト、リヤブレーキキャリパー、ステアリングナックルアーム

11月1日より、準備が整った部品から通常の純正部品と同様にトヨタの販売店で購入可能だが、サプライヤーによる特別協力の上での限定生産となるため、工場での生産期間終了後は在庫限りでの販売となる。品番や価格、生産期間などの詳細については、11月1日より準備が整った部品から順次、GRヘリテージパーツWebサイトにて公開していく。

なお、従来のトヨタの販売店に加え、12月中に全国のジェームス各店舗にてAE86を含む復刻部品(トヨタ 2000GT除く)の取り扱いを開始する。さらに、オンラインで部品を購入して自身で車両整備をするユーザー向けに、ネット通販サイトの「楽天市場」上に「TOYOTA GAZOO Racing 楽天市場店」を出店し、12月中にオンラインでの復刻部品販売を開始。店舗URLやオンラインでの販売開始日などの詳細は決定次第、GRヘリテージパーツWEBサイトおよびTOYOTA GAZOO RacingのSNSにて公表する、としている。