いすみ鉄道は10日、キハ28形が車両故障で当面運休となったことを受け、今後の対応について発表した。11月13日以降、急行列車はキハ52形1両で運転し、JR四国から借り受けた急行「いよ」「うわじま」のヘッドマークはキハ52形に装着する。
JR四国といすみ鉄道は、「四国デスティネーションキャンペーン」の開催を記念し、JR四国が所蔵する急行「いよ」「うわじま」のヘッドマークをいすみ鉄道が借り受け、急行列車に使用されるキハ28形(キハ28 2346)にヘッドマークを装着し、運転するイベントを10~12月に実施予定としていた。しかし11月7日、キハ28形の車両故障が発生。この影響で、四国急行ヘッドマークイベントおよびレストラン列車の実施が中止となった。
いすみ鉄道はキハ28形の車両故障にともなう今後の対応として、11月13日から急行列車をキハ52形1両で運転するほか、四国急行ヘッドマークイベントをキハ52形装着にて実施すると発表。あわせてレストラン列車の再開について、「キハ28修理完了後、安全運行の確認が取れ次第の実施となります」と説明している。