東武鉄道とAirXは9日、日光・鬼怒川エリアを走行する「SL大樹」をヘリコプターから観覧・撮影できる特別プランを11月13~30日の期間限定で発売すると発表した。走行中のSL列車をターゲットとした観覧ヘリコプタープランは全国初だという。

  • ヘリコプターから見る「SL大樹」

このプランでは、東武鉄道と空のモビリティプラットフォームを開発するAirXが連携し、「SL大樹」の運行時間に合わせてAirXが手配するヘリコプターを飛行させることにより、紅葉色づく日光・鬼怒川エリアの大自然の中を力強く走る「SL大樹」を上空300mから観覧・撮影できる。

参加者には特典として、ヘリコプターから撮影した「SL大樹」の特別映像と「2021 SLファンフェスタ」(下今市SL転車台広場で12月4日開催)優先入場権、「SL大樹」運行記念誌「『SL大樹』復活運転の軌跡」(非売品)・「SL大樹カレンダー2022」(発売中)がセットでプレゼントされる。

  • 「SL大樹」

  • 運航予定のヘリコプター

「東武鉄道SL『大樹』特別撮影プラン(特典付き)」は11月13~30日に「EDO WONDERLAND 日光江戸村ヘリポート」発着で実施。下今市駅・大谷川橋梁付近の上空を飛ぶコースと、鬼怒川温泉駅・小百川橋梁付近の上空を飛ぶコースを用意している。運航時間は約25分、価格は12万円(1フライト最大3名まで搭乗可)。AirXのサイトにて、11月10~27日に申込みを受け付ける。