育児の様子やご家族との日常をイラストにしてSNSで発表している、まぼさん(@yoitan_diary)の投稿がツイッターで話題になっていました。

お子さんの将来のために「子供用の口座」をつくっている、なんて親御さんも多いかもしれません。まぼさんのご家庭でも、「なにかに挑戦したいとき、このお金を有意義に使ってほしい」と二人のお子さんのため口座を作ったそうなんですが……?

そんなとき思い出したのは、まぼさんが16歳の頃。お母さまから「あんたが必要になったときに使いなさい」と渡された通帳のことでした。

「親の心子知らず」なんてことわざもありますが、なかなか子供の頃は、親の気持ちに気付かないものなんですよね。大人になってから「ああ、あのときの親の言葉はこういうことだったんだ」と分かる……人類はそういうことを繰り返してきたのかもしれません。

この投稿に、読者の皆さんからは「自分の親もやってくれたわ。卒業旅行代として全て使い切ったけど」と若かりし頃を振り返った声や、「私は娘達の生まれた時の体重と同じ数字の金額で口座を作って、健診のたびに体重と同じ金額を貯金してました」「私も、子供を産んだら同じことをしてあげたいです」と親目線のコメントなどなど、たくさんの共感の声が寄せられていました。

ツイ主さんに聞いてみた

――今回の「親が貯めてくれたお金と、その使い道」を投稿しようと思われたきっかはありましたか?

まぼさん:今夏に娘が生まれ、新たに娘用の口座を開設したことから、この子は将来お金を何につかうのだろう、そして私はどうだったっけ? と思いを馳せたことから漫画を作成しました。

――まぼさんもお母さまから預金を渡されたとのことですが、その後、使い道などについてお母さまと話されたことはありますか?

まぼさん:「くだらないことに使って!」と母には怒られました(笑)。その後自分でバイトをするようになって、母が貯めてくれたお金を自分で稼ぐことの大変さを痛感しました。

――多くの方から反響が寄せられています

まぼさん:子供の頃のお年玉を、親に遣われてしまった! と恨んでいる方がかなり多く胸を痛めました……。たしかに、子育てってお金がかかるから、その時の事情で泣く泣く手をつけた親御さんも多いかと思います。

でも、子供に恨まれる行為なんだなということがわかったので、私はどうにか暮らしていけるうちは子供のお年玉はためておこう。と思いました。


かの喜劇王・チャールズ・チャップリンもこんな言葉を残しています。「人生とは素晴らしいものだ。勇気と、想像力と、いくばくかのお金さえあれば」。皆さんは何にお金を使いたいですか?

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