映画『燃えよ剣』(10月15日公開)の公開御礼舞台挨拶が2日に都内で行われ、岡田准一、鈴木亮平、山田涼介、原田眞人監督が登場した。

  • 左から山田涼介、岡田准一、鈴木亮平

    左から山田涼介、岡田准一、鈴木亮平

同作は岡田演じる土方歳三を主人公に、新選組志士たちの人生と激動の幕末を描く。『関ヶ原』(17)、『日本のいちばん長い日』(15)などで知られる原田眞人監督が、司馬遼太郎の同名小説を原作にメガホンを握り、新選組局長・近藤勇を鈴木亮平、美しき剣士・沖田総司をHey! Say! JUMP・山田涼介が演じる。

1日夜にV6が解散し、翌日昼のイベントに登壇となった岡田は「自分から言いますけど、昨日V6という長年やってきた活動が終わる中、そういう時に公開される映画ということで。コロナで延期になってこのタイミングになったんですけども、自分としてもすごく大事な作品で、そういう作品を見ていただけたらうれしく思っております」と感慨深い様子。

「山田君からもメールをいただいたりとか。おめでとうって……」という岡田に、山田は「そんな言い方してないです! 『卒業おめでとう』みたいな、そんなわけない」と慌て、岡田が「すごい丁寧な言葉をいただいた」と改めて明かす。さらに「鈴木くんから開口1番に『お疲れ様です』と言っていただいたり」と話しながら、「昨日はさすがに寝れなくて。嵐の松潤(松本潤)がくれた95年ものワインを1人で飲みながら眠れない夜を過ごして……変わらない日常を送ろうと、朝トレーニングに行ってきたので、眠いっす」と苦笑する。そして「V6というのもあるので、今日は中居君(中居正広)がくれた『岡田』と『V6』と刻まれた靴を履きながらここに立っています」と靴を見せた。

鈴木は「今の話を聞いて、改て岡田さんの特別な日にここに立っているということに、ちょっと緊張感が走りました。同時に光栄なことだと思います。岡田さんは年はそんなに変わらないんですけど、V6としての活動を見てきて、この仕事を始めてから俳優としての岡田准一さんと一緒に仕事をさせてもらって、とても尊敬している方です」と語る。

山田は「僕は今までV6としての岡田さんとご一緒させてもらうこともあったんですけど、俳優としての岡田さんとご一緒させてもらって、本当にこれ以上追いつくことのない大きな背中なのかなと。人としてそんな背中を僕は初めて見たので、追い続けたいな」と展望を示す。「いつか追い越したいなとは思うんですけど、多分、岡田さんは、このスピードでずっと今後も成長し続けて、た誰も追い越せないです。大きな背中を保ち続けるんだろうなという風に思っております。土方と沖田の関係のように、これからもかわいがっていただきたいなという風に思っております」と言う山田に、岡田は「スーツ似合ってますね」とニヤリ。「新撰組のダンダラ羽織をイメージした」と明かす山田に、岡田と鈴木は「相談してよ」と抗議していた。

  • 岡田准一の履いていた靴