文化の日(11/3)に無料で入れる施設があることをご存じでしょうか? 通常で発生する入場料が無料になるので、普段よりお得に楽しめますよ。

この記事では関東エリアに絞って、2021年の文化の日、無料入場に対応している美術館や博物館などを紹介します。気になる施設を見つけてみてください。

印刷博物館(東京都・文京区)

  • 印刷博物館で文化の日に開催されている展示会

印刷をテーマとした展示が見られる博物館です。常設展では印刷という観点での日本史・世界史、活字や印刷機械などを見られます。

印刷を体験できるワークショップや、VRシアターなどのイベントも。ワークショップでは、活字を実際に自分で組んで印刷をする体験を楽しめます。

所在地:東京都文京区水道1丁目3番3号 トッパン小石川本社ビル
アクセス:東京メトロ有楽町線(4番出口)より徒歩約8分
開館時間:10時~18時

葛飾区郷土と天文の博物館(東京都・葛飾区)

葛飾区の郷土展示とプラネタリウムが楽しめる博物館。大人も子どもも、文化の日は入館料とプラネタリウムの観覧料が無料になります。

プラネタリウムで現在上映されているのは、「シンフォニー・オブ・ユニバース」です。クラシックの名曲を聴きながら鑑賞するプログラムになっています。

所在地: 東京都葛飾区白鳥3-25-1
アクセス:京成電鉄「お花茶屋」駅下車 徒歩8分
開館時間: 9時~21時(金曜・土曜、ただし祝日を除く)、9時~17時(金曜・土曜以外)

国立科学博物館(東京都・台東区)

  • 国立科学博物館(東京都・台東区)

自然や科学技術の歴史に関する展示を行っている、日本で唯一の総合科学博物館です。恐竜の標本や大型鳥類のはく製などが見ものです。文化の日には、常設展の入場料が無料になります。

常設展は日本館と地球館の2種類で構成され、まず日本館は日本列島の自然環境、生い立ち、生き物たちの歴史、日本人と自然との関わりなどについての展示を楽しめます。

地球館にある「地球史ナビゲーター」では宇宙・生命・人類のそれぞれの歴史をテーマとし、138億年を一望する展示を見られます。その他にも生物の多様性、自然の仕組み、地球環境の変動などスケールの大きい展示を楽しめます。

所在地:東京都台東区上野公園 7-20
アクセス:JR「上野」駅(公園口)から徒歩5分
開館時間:9時~17時(通常)、9時~20時(金曜・土曜)

千葉県立美術館(千葉市中央区)

千葉県にゆかりのある美術資料や作品を展示している美術館です。「みる・かたる・つくる」をテーマとした総合的な美術館活動を基本方針としています。

今年の文化の日の時期に行われている展示会は、「ルノワールと女性をめぐるイメージ」です。千葉県立美術館収蔵のルノワール作品などに加え、茨城県近代美術館や埼玉県立近代美術館から借りたルノワールの作品も一緒に楽しめます。

所在地:千葉市中央区 中央港1丁目10番1号
アクセス:JR京葉線・千葉都市モノレール『千葉みなと』駅下車(徒歩約10分)
    開館時間:9時~16時半

栃木県立美術館(栃木県・宇都宮市)

栃木美術館は日本の公立の近現代美術館のさきがけとして設立されました。国内に加え、フランス・イギリス・ドイツなどの西洋の近現代美術作品を展示しています。年に4回の企画展・コレクション展が実施されています。

公立の美術館ということで教育普及にも力を入れており、親子・キッズが楽しめるワークショップやイベントも積極的に実施しています。

残念ながら2021年の文化の日のオンライン予約は受付終了となってしまいましたが、無料入場は例年開催されるので、来年以降を狙ってみてはいかがでしょうか。

所在地:栃木県宇都宮市桜4-2-7
アクセス:JR宇都宮駅からバスで15分
開館時間:9時半~17時

文化の日のイベントは全国各地で開催

文化の日に無料で入場できる施設について、今回は関東エリアからピックアップして紹介しました。しかし同様のイベントは、全国の都道府県で開催されています。お住まいの地域の情報を調べてみてください。

入場するためにはオンライン予約が必要な施設もありますので、事前に公式ホームページを確認してください。また新型コロナの懸念も依然として残っていますので、マスク・ソーシャルディスタンス・消毒といった感染対策は引き続き行っていきましょう。

※すべての画像はプレスリリースより引用