NHKは29日、大みそかの『第72回NHK紅白歌合戦』の司会を俳優の大泉洋と女優の川口春奈が務めることを発表した。大泉は2年連続の司会となる。
川口は来年前期の連続テレビ小説『ちむどんどん』に出演、大泉は来年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』に出演する。なお、川口は紅白初司会、大泉は昨年、白組司会を務めており、2回目となる。
2人とともに、和久田麻由子アナウンサーも司会を担当。今年は、「紅組司会」「白組司会」「総合司会」という呼称を全員「司会」に統一し、番組の進行とともに、紅組白組はじめ出演するすべての歌手・アーティストを応援する存在となる。
また、今年のテーマは「Colorful~カラフル~」に決定し、同局は「去年から続く新型コロナのために、わたしたちの日常の暮らしは変わりました。なんとなく彩りの欠けた日々や景色が、当たり前のことになってしまいました。そんな時代だからこそ、2021年最後の夜は世の中を少しでも『カラフル』に彩りたい、わたしたちはそうした思いを込めて、紅白をお届けします」と説明。
さらに、「そして『カラフル』には、多様な価値観を認め合おうという思いも込められています。あらゆる色が集い、重なり合い、称え合い、素敵な大みそかを彩る。それが今年の紅白です。いろいろあったこの1年。みんながんばったこの1年。だからこそ1年の最後は、みんなで手を取り合い、素敵な歌とともに希望に満ちた2022年に向かって…日本全国津々浦々、大みそかの夜をカラフルに!」としている。