トレンダーズが運営するメンズ美容コミュニティ「Soft Drink(ソフトドリンク)」は10月26日、「美容情報収集に関する意識・実態調査」の結果を発表した。同調査は9月13日~14日、15~49歳の美容感度が高い男性を対象に、インターネットで実施した。

  • 美容男子の情報収集源

どのようにして美容情報を収集しているか尋ねたところ、最も多かったのは「SNS」(57.2%)だった。年代別に見ると、10代と20代は他のどの方法よりもSNSが多い(10代:66.2%、20代:72.7%)が、30代では「WEBメディア」(53.1%)が最も多く、「SNS」は2位、40代では「WEBメディア」(52.4%)、「テレビ」(49.7%)に次いで「SNS」は3位(44.1%)だった。SNSは年代ごとに定着度には差があることがわかった。

「SNSで情報収集をする」と回答した人に、どのSNSで美容情報を収集しているか尋ねた。「美容商品の使い方が知りたいとき」に見るSNSとしては、1位がYouTube(77.3%)、2位がInstagram(40.2%)だった。「流行りの商品やトレンド情報が知りたいとき」は、1位のYouTube(68.2%)、2位のInstagram(67.8%)が肉薄している。

それ以外のSNSではTwitterを挙げる人が多く、「美容商品の使い方が知りたいとき」「流行りの商品やトレンド情報が知りたいとき」いずれの目的でも3位だった。年代別に見ると、10代はTwitterよりもTikTokを見るという声が多く挙がっている。

  • 美容情報収集時に見るSNS

SNSで情報収集することがある人を対象に、SNSで見た情報がきっかけで美容商品を購入した経験があるか尋ねたところ、75.5%が「ある」と回答した。

「参考にするクチコミ・レビューの特徴」を聞くと、「自分の言葉で書かれた本音の投稿」(64.3%)が最も多かった。2位以降は「写真や動画で使い方が分かること」(51.7%)、「写真や動画で色味や質感が分かること」(46.9%)となっている。

「『#PR』がなく、謝礼をもらっていない投稿である」を選んだ人は3人に1人以下(30.4%)で、「#PR」が付いているかどうか(=企業のPRであるかどうか)を気にする人は少数派であることがわかった。

  • SNSきっかけの美容アイテム購入経験

美容商品を購入する場所について聞くと、ECサイト(Amazon、楽天市場、アットコスメ、Qoo10、企業の公式ページ、その他)を選んだ人は78.2%、店頭(ドラッグストア、バラエティショップ、コンビニやスーパー、百貨店、その他)を選んだ人は65.0%で、ECサイトで美容商品を購入する人の方が多いことが分かった。

  • 美容アイテムの購入場所