シリーズ累計770万部を突破する人気ジャズ漫画『BLUE GIANT』がアニメーション映画化され、2022年に公開されることが決定。ライブ直前の高揚感と何か凄いことが起こりそうな期待感が伝わってくる原作者・石塚真一による描きおろしの特別イラストも公開された。

原作『BLUE GIANT』は、実写映画化もされた『岳』(映画『岳 -ガク-』2011年公開 主演:小栗旬)の石塚真一による漫画。ジャズに魅せられた少年が、世界一のジャズプレーヤーを志す物語となっている。

今回の映画化にむけ、原作者・石塚真一は「漫画から音が聞こえるという意見をたくさん頂きました。それはすべて読者のみなさんの豊かな想像力が鳴らしてくれた音楽です。今回、映画化にあたり、凄いメンバーが集まって、皆さんがイメージする音楽、いや、きっとそれ以上の音を作ってくれています」とコメントを寄せている。

◎原作者:石塚真一のコメント
演奏シーンを描く時は、「音が鳴りますように!」と思いながらペンを走らせていました。それがついに、本当に音が出る映画になる…凄いことです。
これまで、漫画から音が聞こえるという意見をたくさん頂きました。それはすべて読者のみなさんの豊かな想像力が鳴らしてくれた音楽です。今回、映画化にあたり、凄いメンバーが集まって、皆さんがイメージする音楽、いや、きっとそれ以上の音を作ってくれています。
映画『BLUE GIANT』、読者の方も、漫画を読んでいない方も、ジャズを知らなくても、子供も大人も楽しめる全く新しいアニメーション映画になると思います。僕自身も完成が楽しみです!!

原作者・石塚真一のコメントにもあるように、“音”がキーとなる本作。「最大の音量、最高の音質で、主人公本人の奏でる音楽を届けたい」という制作陣の思いから、初の映像化に際し様々な選択肢がある中、実写でもなくシリーズでもなく、アニメーション映画としての制作が決定。映画館の大きなスクリーンと最高の音質で感動体験をお届けすべく、鋭意制作中。映画は2022年の公開を予定で、監督や制作スタジオなど今後の情報にも注目したい。各詳細は公式サイトにて。

(C)石塚真一/小学館