伊藤手帳は10月13日、「働くお母さんの手帳事情」に関する調査結果を発表した。同調査は9月17日~22日、子どもがいる25歳~54歳の有職女性431人を対象に、インターネットで実施した。

  • 普段のスケジュール管理に何を利用していますか

最初に、4,299人に普段のスケジュール管理に何を利用しているか尋ねたところ、42.6%が「スケジューラ―やカレンダーアプリのみを使用し、紙の手帳は使っていない」と答えた。54.1%は「デジタルツールとの併用も合わせ、紙の手帳も利用」と答えている。

紙の手帳を使用している人に、紙の手帳に書いている内容について聞くと、「子どもの学校の予定」(47.9%)が最も多く、「プライベートで人と会う予定」(43.5%)、「仕事で必要なメモ」(37.2%)と続いた。年代別に見ると40~44歳、45歳~49歳の年代において「子どもの学校の予定」「子どもの習い事の予定」の回答結果が高い傾向となっている。一方、25~29歳の年代は「仕事で人に会う予定」(50.0%)が最多だった。

  • 紙の手帳に書いている内容

紙の手帳を使う際の悩みを聞くと「効率の良い記入方法がわからない」(28.8%)、「綺麗な書き方に憧れるが続かない」(27.4%)、「日々の記録を記入しようと思うが続かない」(27.4%)が上位に並んだ。

  • 紙の手帳を使う際の悩み

紙の手帳を使っていて良かったと思う事を聞くと、「家族の予定をうっかり忘れる事がなくなった」(40.2%)が最も多かった。次いで「仕事を抜け漏れなくこなせるようになった」(26.7%)となっている。

  • 紙の手帳を使っていて良かったと思う事

紙の手帳をどのようなイメージで捉えているか最も近いイメージの物を選んでもらったところ、21.9%が「秘書」と答えた。2位は「相棒」(18.6%)、3位は「パートナー」(15.3%)だった。

  • 紙の手帳をどのようなイメージで捉えていますか

来年も紙の手帳を使うか尋ねると、77.9%が「使う」と回答した。検討中を含めると90.5%が来年も紙の手帳を使いたいという意向を持っていることがわかった。