熊本電気鉄道は、1972(昭和47)年に東京都交通局で導入され、後に熊本電気鉄道で約20年間走り続けた6231A・6238A号車が10月31日をもって引退することを受け、北熊本駅車庫内での撮影会や運転体験を実施するとともに、引退記念グッズを発売すると発表した。

  • 熊本電気鉄道の6231A・6238A号車。10月31日をもって引退する

北熊本駅車庫内での撮影会は10月24日の9～12時に開催され、参加費は500円。10時30分まで引退車両を含む6000形を並べて展示し、10時30分から12時まで6231A・6238A号車1編成のみの展示や、6231A号車の運転台開放(ドアの開閉・案内テープ・マイクの操作可能)を実施する。10時と11時から6238A号車にヘッドマークを30分間掲出する。

6231A・6238A号車の運転体験は10月24日の13時30分から16時30分まで開催され、参加費は1万円。事前講習・乗務講習・指導講習・運転体験(構内約90mを1人2往復)を行い、熊本電鉄オリジナル終了証、熊本電鉄カレー、くまでんショップで使用可能な1,000円割引券が付属するほか、参加券の提示で熊本電鉄の電車が1日乗り放題になる権利も付与される。なお、「くまでんオンラインショップ」で申込みを行ったが、すでに定員に達しているとのこと。

  • ヘッドマークイメージ

  • 6231A号車引退記念アクリルキーホルダーセット

引退記念グッズは、6231A号車の車号と撮影会で使用されるヘッドマーク、6231A号車の正面をデザインしたアクリルキーホルダーのセット(1,980円)、ヘッドマークをデザインしたミニ缶バッチとマグネット(各1個200円)、ヘッドマークと同じ素材・大きさのレプリカ商品(各1枚1万9,800円)を10月18日9時から「くまでんオンラインショップ」で発売。「北熊本くまでんSHOP」でも10月23日から販売開始する。