俳優で歌手の菅田将暉の新曲「ラストシーン」が、小栗旬主演のTBS系日曜劇場『日本沈没―希望のひと―』(10月10日スタート、毎週日曜21:00~)の主題歌に決定した。菅田がTBSドラマで主題歌を担当するのは今回が初めて。作詞・作曲は、これまでに菅田と何度もタッグを組んできた石崎ひゅーいが手がけた。
1973年に刊行された小松左京による不朽の名作『日本沈没』を原作に、大きくアレンジを加えて新たに届ける本作。原作でも描かれていた「環境問題」を、現代に照らし合わせて鮮明に描き出す。主人公を含め登場人物をオリジナルキャラクターにし、2023年の東京を舞台を展開。沈没という目に見えない危機が迫る中で「見出していく希望」をテーマに描いていく。
目に見えない危機が迫る中で希望を見出し、諦めずに信じ続けていくこのドラマの登場人物たちからインスピレーションを受け、本作のために書き下ろした新曲。菅田と石崎で話し合いを重ねながら完成した主題歌は、重厚なサウンドに乗せた珠玉のバラードとなっている。楽曲はドラマの初回放送で初解禁となる。
菅田と小栗がコメントを寄せた。
■菅田将暉
どれだけ理不尽なことでも目に見えない敵でも、そこには必ず人がいて戦っています。この『日本沈没』という作品で大先輩方が大自然に立ち向かっていく姿を見て、僕自身奮い立つものがありました。その姿に、ただ身を任せるのではなく、お供する気持ちで歌わせて頂きました。
そして10代の頃からお世話になっている小栗旬さんの主演作に主題歌で参加する事、めちゃくちゃ嬉しいです。
でもまだちょっとふわふわしてます。
主題歌「ラストシーン」宜しくお願いします。
■小栗旬
主題歌を聞いて『日本沈没―希望のひと―』のテーマに合わせて、ものすごく考えて作ってくれたような、何か終わりと始まりの歌というようなイメージを感じました。
菅田くんの伸びのある声が僕らの作品にひとつ希望を与えてくれているような気がします。
我々が作ってきた作品の背中を押してくれるような曲を作っていただき感謝しています