西武鉄道は29日、メットライフドームでのプロ野球パ・リーグ公式戦開催日である10月7・8日の2日間、西武球場前駅に停車している40000系の車内でテレワークができる「WORKING TRAIN」を開催すると発表した。

  • 西武鉄道の通勤車両40000系

  • 40000系の車内。当日は座席前に机を配置する

  • 車内レイアウトイメージ

同社初の試みとなる「WORKING TRAIN」は、電車の中で働く・学ぶ・過ごすといった新しい体験の提供を目的に開催。西武球場前駅に通勤車両40000系を停車させ、ロングシートの状態で座席前に机を配置し、コンセント、プリンター、Wi-Fiなどオフィス環境を整えたワーキングスペースとして開放する。「仕事が終わってから向かうと試合開始に間に合わない」「試合開始前に少しだけ作業をしたい」など、さまざまなニーズに応えるとのこと。

「WORKING TRAIN」の開催日時は10月7・8日の13~17時。利用料金は10分ごとに110円、最大4時間の場合は1,100円。西武球場前駅の特設会場(5番ホームと停車中の車内)にて開催され、設定席数は65席(自由席)。事前予約は行われず、満席の場合は利用できない。入館・退館は「via-atアプリ」が必要で、料金の支払いも「via-atアプリ」を使用したクレジットカード決済となる。