ソニー生命保険は9月8日、「シニアの生活意識調査」の結果を発表した。同調査は8月5日~6日、全国のシニア(50歳~79歳)男女1,000人を対象に、インターネットで実施した(ソニー生命調べ)。

  • この1年間で、孫のためにお金を使ったこと

孫がいるシニア313名に、この1年間で、孫のためにどのようなことにお金を使ったか尋ねたところ、最も多い回答は「おこづかい・お年玉・お祝い金」(71.6%)、2位は「おもちゃ・ゲーム」(39.3%)、3位は「一緒に外食」(38.3%)、4位は「衣類などファッション用品」(33.5%)、5位は「本・絵本」(24.9%)だった。

2020年調査時と比較すると、「衣類などファッション用品」(2020年26.6%→2021年33.5%)が6.9ポイント上昇している。一方、コロナ禍で孫と会う機会が減っていることが影響してか、「一緒に外食」(2020年46.6%→2021年38.3%)は8.3ポイント下降、「一緒に旅行・レジャー」(2020年22.2%→2021年14.7%)は7.5ポイント下降した。

この1年間で、孫のための出費をしたシニアに、孫のために使った金額を聞くと、「5万円~10万円未満」(24.7%)が最も多かった。平均額は104,682円となっている。2020年調査時と比較すると、平均額は8,033円減少した(2020年112,715円→2021年104,682円)。

  • この1年間で、孫のために使った金額

孫がいるシニアに、新型コロナウイルスが収束したら、孫とどのようなことをしたいと思うか尋ねると、1位は「外食」(51.1%)、2位は「旅行」(39.0%)、3位は「公園で遊ぶ」(36.4%)、4位は「会話」(28.8%)、5位は「山・海で遊ぶ」(25.2%)だった。

男女別にみると、「公園で遊ぶ」(男性44.0%、女性29.4%)や「山・海で遊ぶ」(男性28.0%、女性22.7%)は、男性の方が高かった。「外食」(男性41.3%、女性60.1%)や「会話」(男性24.0%、女性33.1%)、「ショッピング」(男性17.3%、女性30.7%)は女性の方が高い。

  • 新型コロナウイルス収束後に孫としたいこと