フジテレビは6日、10月改編説明会を開催し、看板枠“土8”に枠移動する『新しいカギ』(10月から毎週土曜20:00~)の矢崎裕明チーフプロデューサーが意気込みを語った。

  • (左から)ハナコ、チョコレートプラネット、霜降り明星

チョコレートプラネット、霜降り明星、ハナコによるコント中心の同番組は、今年1月に単発として放送され、4月から金曜20時台でレギュラー化。この10月からは、『コント55号の世界は笑う』『欽ちゃんのドンとやってみよう!』『オレたちひょうきん族』『ウッチャンナンチャンのやるならやらねば!』『めちゃ×2イケてるッ!』など、テレビ史に残るお笑い番組を放送してきた“土8”に進出する。

現状はスタジオコント中心の構成だが、矢崎CPは「ロケ企画も増やしていき、総合バラエティにどんどん進化させていきたい。ファミリー層にも届くような番組の内容にしたいと思っています」と展望を説明。

メインキャストの3組について、「お笑い界の大谷翔平選手だと思っています」とし、「皆さん二刀流で、ボケもツッコミも両方器用にできるメンバーがそろっているなと半年やって感じ、コントの幅も非常に広がってると思います」と手応えを語った。

コント台本は、収録日の2日前の夜中に完成し、そこから演者に送るようなスケジュール。1日5~6本コントを収録する日もあるが、「それまでに台本を覚えて、当日こなしてくれる優秀な方たちです。本読み、リハ、本番の中でセッションしながらオチを変えたり、途中の流れを変えたり、臨機応変にしていただいて、さらに面白くしていただいてます」といい、4分程度のコントに1時間半をかけて撮影しているそうだ。

今週10日の2時間SP(20:00~)では、「ぶっ飛び!飛美男くん」のコントで、「驚きの想定になかったことが起きているので、ぜひ見てください」と予告した。